5年前に『笑コラ』の取材を受けていたフェンシング銅・宮脇選手「本当にしびれる試合でした」とパリ五輪を振り返る

2024.9.12 11:15

東京五輪閉幕から約1か月後、『笑コラ』で放送された『高そうな犬を連れている人はきっとセレブに違いないの旅』に、なんと宮脇選手の母親が散歩中の愛犬と共に出演。宮脇選手がフェンシングを始めたきっかけなどが母親の口から語られていた。

そして2022年、日テレの『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』に一般枠から応募して出演。当時の宮脇選手は、所属チームとの契約が満了し次の契約先を探す中、パリ五輪出場権を獲得するには国際大会で結果を残す必要があり、活動費や海外への渡航費などを稼ぐため、最高賞金300万円を目指したのだ。

慶應義塾大学卒業という知識を活かし、10問連続正解を達成した宮脇選手。その時点で挑戦を終了して100万円持ち帰るという選択肢もあったが、「試合に出て、“銅メダルでいいや”っていう風にはならないと思うので」と、超難問が出題される最終問題に自らの意思で挑み、見事この問題をクリアした。この出演により宮脇選手は賞金300万円だけでなく、番組を見ていた企業から声をかけられ、所属先も決まったのだという。

パリに向けての環境が整った宮脇選手は一気に調子を上げ、国際大会でも結果を残していった。今年3月には世界ランキングも19位にまで上昇、日本人でも3位となったことでパリ五輪日本代表に選出され、本番でも見事銅メダルを獲得したのだ。

VTRを見終わった宮脇選手は「試合の時はあんまり興奮して覚えてなかったんですけど、最後の試合の、上野選手の(1点リードしてから試合終了するまでの)残り2.5秒が、結果がわかっていてもドキドキするんで、本当にしびれる試合でした」とパリ五輪を振り返った。

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写真提供:(C)日テレ

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