アニメ『エルフさんは痩せられない。』温厚な草花田に異変が…。絵留札たちがボロボロに？

TVアニメ『エルフさんは痩せられない。』第10話『情愛の犬と深煎りの草』が、9月7日(土)に放送された。

本作はシネクドキ原作、同名人気漫画のアニメ化。街の整体サロン『スマイリーボア』で働く直江友厚(なおえともあつ)は、異世界から来てフライドポテトの魅力にどっぷりハマり太ってしまったエルフの絵留札(えるふだ)と出会う。体重をこちらの世界にきた時と同じ重さに戻さなければ、元の世界に帰れないという絵留札の悩みを解決すべく、ダイエットを手伝うことに。直江が様々な異世界人の悩みにドタバタと巻き込まれていく、“ぽっちゃりエルフのダイエットコメディ”。

（以下アニメ最新話までのネタバレを含みます）

◆ポテトを頼加に奪われた絵留札

ダイエット中なのに欲に負け、またポテトを買ってしまった絵留札（CV:伊藤彩沙)。絵留札の前に突然、瘦せた姿の頼加（CV:朝日奈丸佳)が現れ、絵留札のポテトを奪い走り去ってしまった。狭い道を難なく通る頼加の後を、一生懸命追いかける絵留札。ようやくたどり着いた先の空き地には、捨てられた一匹の子犬の姿が…。

頼加は、子犬のために食料を与えて面倒を見ていた。その姿を見た絵留札は、「おい、やるっ。別にぃそういう気分だったぁ、ただそれだけさぁ」と苦しみの表情を浮かべ、震えながら自分のポテトを差し出す。しかし、子犬は“塩分が多くて食べられない”とポテトを断った。その反応に絵留札は「私たちより食事管理できているな。ドッグフードでも買ってくるか」と反省。

◆絵留札、初めての珈琲

ポテトを食べ損ねて落ち込んでいた絵留札は、“ジャーマン珈琲がおすすめ”と書かれた看板を目にする。“珈琲”の漢字が読めない絵留札だったが、「“ジャーマン”…？ 難しい漢字で読めんが、“ジャーマン”は確か芋の符合。それに“おすすめ”がお得だと知っている。素人は見過ごしてもプロはだませんぞ。食べ損ねたポテトを頂くか！」と、喫茶店へ入る。

そして“ジャーマン珈琲”が運ばれて来た。見た目が真っ黒だが、香りのよい飲み物を眺め、「食べ物では無いが芋ならば…」と言いながら一口飲む。すると同時に直江友厚（CV:石井孝英）が珈琲豆を受け取りに入店。絵留札に「奇遇ですね絵留札さん」と直江が声を掛ける。すると「げへぇぇぇ！」と珈琲を吹き出し、せき込みながら「なにがおすすめだ！絶対に芋の方がいいー！！」と大声をあげるのだった。