アニメ『多数欠』ついに主人公・実篤の特権が判明!“皇帝への切り札”となる、そのワケとは?

2024.9.9 17:00

毎週火曜 深夜25時59分より日本テレビにて放送中のアニメ『多数欠』(BS日テレ、RAB 青森放送他にて順次放送)。ある日突然、“多数派”が死亡してしまうという過酷な頭脳戦ゲーム【多数欠】に巻き込まれてしまった少年少女たちの戦いを描く本作。9月3日放送の#08『作戦』では、主人公・成田実篤(CV:上村祐翔)と収容所の研究員だった御堂密(CV:津田健次郎)が初めて対面。驚きの事実が次々に明かされていく── 。“皇帝”の正体とは…? 父親が実篤に付与した特権が切り札になり得るワケとは…? 皇帝との直接対決が迫る最終局面に、SNSでは“続きが楽しみ”との声も。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆御堂と初対面! 皇帝の“正体”が明らかに…!?

作戦通り御堂を誘い出すことに成功した実篤たちは、情報を聞き出す代わりに御堂にも自分たちの状況や考えを話すことに──。話を聞いた御堂は「なるほど。さすが実朝の息子といったところか。仲間、機会にも恵まれ。運も持っている。素晴らしい」と返す。そして「……だが、そうか。父親からは何も聞かされていないと──」と、自身の知る“過去”を語り始めた。

アニメ『多数欠』#08『作戦』御堂の話を聞く実篤ら一同
御堂の話を聞く実篤ら一同

──…御堂は、実篤の父親が組織でも1、2を争う頭脳の持ち主だったため、到底かなわないと思っていた。実篤がここまでやって来られたことに「血は争えない」と言う。だが、それも大半は須藤良平(CV:笠間淳)のおかげのようだとも……。御堂が須藤を知っていることに驚く実篤たちだが、何より驚くべきは、あっさりと自分が須藤を刺したことを告げたことだった。それを聞いた八木橋藤十郎(CV:小野大輔)は、こみ上げる怒りを抑えながら「御堂、情報だけはすべてよこせ」と迫る。

アニメ『多数欠』#08『作戦』臣の特権開封の時に同席していたという元研究員の御堂
臣の特権開封の時に同席していたという元研究員の御堂

御堂から聞き出せたのは、主に4つ。
・皇帝は12歳の子どもで、千代田区の塔の上にいる
・何万人もの死者たちがゾンビとなり、皇帝の傀儡(くぐつ)として塔の周りを守っている
・塔は“隠匿権”で区外からの目視は不可能
・特権利は全部で666。そのほとんどを皇帝が持っている

御堂が持つ特権“相続権”ならば、皇帝が“独占”している特権利を奪い取ることができる。御堂はこの一事こそが、自分を生かしておくメリットで、皇帝を無力化する1つの保険になるという。そして、いよいよ実篤が父親から付与された謎の特権について話し出す…。

アニメ『多数欠』#08『作戦』皇帝の正体は12歳の子どもだった
皇帝の正体は12歳の子どもだった

実篤の父親は、収容所からの大規模脱走の後に何が起こるのかもすべて見通していた──。被験者はすべて未成年。皇帝が誕生した後に、父親は切り札となる特権をひそかに持ちだしたという。それこそが、例外特権“親権”。実篤の持つ特権だった。対象となる未成年者を見て“親権者を宣言する”だけで、対象の持つあらゆる特権は親権者が代替するという。

アニメ『多数欠』#08『作戦』御堂の言葉を真実だと確信する実篤(画像は#07より引用)
御堂の言葉を真実だと確信する実篤
(画像は#07より引用)

皇帝は、会ったら確実に負けると思われる実篤を、なぜ自分の元へ誘導しているのか? 御堂もまた明らかに実篤をたきつけている…。実篤は、自身が皇帝と会うことで御堂が得をする何かがあるのだと推測。実篤が皇帝に負けても御堂にメリットはないが、勝てば皇帝は特権利を行使できなくなり、隙を見て皇帝を倒すだけ──。多数欠が無くなれば御堂も動きやすくなるため、彼が話したことはすべて本当だと確信する。

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