マグロの神様が生み出した究極のマグロ『だてまぐろ』 採算度外視の画期的な養殖法を大公開

2024.9.7 19:00

俳優の佐藤隆太が、9月7日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。MCの宮川大輔と共に、愛媛県宇和島市日振島を訪れ、極上のマグロ『だてまぐろ』の養殖法を探った。

日本人が大好きな魚『マグロ』。なかでも別格のうまさを誇るのが“海の黒いダイヤ”と称される超高級魚『クロマグロ』。しかし、近年、世界的な需要の高まりで、その数は激減。国際条約による漁獲量の規制で回復傾向にあるものの、予断を許さない状況が続いている。現在、日本各地で養殖マグロの研究が進む中、ひときわ注目を集めているのが、クロマグロを養殖している名人の福島和彦さん。「業界ではマグロの神様と呼ばれています」と話す名人のマグロは、その名も『だてまぐろ』。マグロは大きいほど脂がのり、うまさが増すと言われる魚。一般的な養殖マグロの平均重量は約60㎏に対し、名人のマグロはなんと100㎏を超えるという。

早速、一行は名人自慢の養殖場へ。向かった先は、全国有数の魚介の宝庫、宇和海。「海の楽園です」と名人が見せてくれたのは、マグロ養殖に最高の環境で、11年かけて作りあげた養殖生簀(いけす)。直径40mのいかだは22基。続けて名人が「マグロが3万匹入ってます」とつげると、「3万匹!?」「めっちゃ泳いでる」と2人はそのスケールに驚がくした。

また、クロマグロを100kg以上に育てるのは至難の業だという。最高時速80kmで泳ぐため、養殖中に網にぶつかり、背骨が折れ「死亡原因はほぼ衝突」だと名人は説明した。

さらに、死んだマグロの血の匂いで、サメが寄ってくるそうで、名人はモリを手にサメとの死闘を振り返る場面も。そんなサメとの問題を解決するため、名人はいけすの網に縦縞(たてじま)模様を施し、マグロがぶつからないように工夫したという。

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