今夜の『アナザースカイ』は俳優・柳楽優弥がゲスト！俳優としての再起を誓った映画の街・釜山で映画愛が爆発

そして旅は、映画の都市とも呼ばれる釜山へ続く。1996年から韓国初の国際映画祭を開催。当時会場となった街を歩けば、映画スターの手形などがずらりと並ぶなか、ビートたけしや黒沢清監督の手形を見つけて「ここに日本映画のDNAがありますから、誇りですね」とにやりと笑う柳楽。好きな俳優の手形を見つけては手を合わせるその姿は、まさに映画好き少年のよう。

しかし、そんな柳楽の映画人生が揺らいだ時期もあった。是枝裕和監督の映画『誰も知らない』で主演を務め、カンヌ国際映画祭の最優秀男優賞に選出。各国のベテラン俳優が一生をかけて目指す権威ある賞を、史上最年少の14歳で受賞。しかし、栄光は重いプレッシャーにも変わり、自分を見失いかけたこともあったという。そんななか、浮上のきっかけをくれたのが『釜山国際映画祭』。主役としてではなく、わき役として出演した映画でレッドカーペットを歩いた時、「次は主演でレッドカーペットを歩きたい」という思いがわき上がったという。節目、節目で釜山の映画祭が背中を押してくれた。そしてついに…。

ストイックに高みへ登り続けるきっかけをくれた釜山のアナザースカイは、今夜11時から放送。

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