「そうだったの!?愛が深すぎる!」顔に傷のある男の正体がついに判明 『降り積もれ孤独な死よ』第9話

2024.9.6 19:15
降り積もれ孤独な死よに出演の俳優笠松将

9月1日に日本テレビ系日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』の第9話が放送された。原作は、講談社「マガジンポケット」で連載中のマンガ『降り積もれ孤独な死よ』(原作・井龍一、漫画・伊藤翔太)。過去と現在、2つの事件の謎が幾重にも積み重なり、予測不能な結末へと誘うスリリングなヒューマンサスペンス。本ドラマでは未完の原作を元にオリジナルの要素も交えたストーリーを展開する。

(※以下、ネタバレを含みます)

蓮水花音(吉川愛)に「俺と逃げませんか?」と告げた冴木仁(成田凌)。そこへ“顔に傷のある男”が現れると、冴木に襲い掛かる。その後男は、駆けつけた五味明日香(黒木メイサ)らによって捕らえられるのだが、この後“顔に傷のある男”の正体が明らかとなる。

降り積もれ孤独な死よに出演の俳優黒木メイサ
五味の尋問に黙秘を続ける男

幼い頃、花音は養護施設で、2歳上の少年と兄妹のように仲良く過ごしていた。ある日、花音は服役を終えた母親と一緒に暮らすことが決まり、2人は離れ離れになることに。そこで少年は「もし何かあったら、兄ちゃんが守ってやるから」と、花音と約束を交わしたのだった。その後、花音は母親と一緒に暮らすようになったのだが、母親は花音の育児を放棄。花音は、灰川邸で暮らすようになった。

18歳の時に再び母親と暮らすようになった花音。しかし、母親は酒浸りで、金を無心され、生活の面倒を全て花音が見ている状況だった。そんな時、アパートが火事になり、母親が亡くなる。火事の現場で聞こえてきたのは「逃げろ花音」という男の声だった―。

降り積もれ孤独な死よに出演の俳優笠松将
幼い頃の約束通り花音を守り続けた涼

この男こそが、“顔に傷のある男”の正体で、児童養護施設で一緒に育った少年・瀬川涼(笠松将)。涼は幼い頃の約束通り、花音を守り続けていたのだ。花音への虐待を続ける母親を、火事を装って殺害したのも涼で、顔の傷はその時の火傷の痕だった。

この事実にSNSでは「顔に傷のある男、いいやつじゃん!花音守ろうとしてたとか泣ける…!」「辛いよ~!花音のことあんなに大切にして守ってたのに、自分の持った銃で傷つけてしまったなんて」「そうだったの!?愛が深すぎる!」など、同情する声が多く見られた。

一方、黄色いカーネーションを送った人物を探す冴木たちは、ある花屋で沖島マヤが黄色いカーネーションを探しに来たことを突き止める。黄色いカーネーションの花言葉が“軽蔑”と聞いたマヤは、赤いカーネーションを購入していた。

降り積もれ孤独な死よに出演の俳優長谷川京子
神代健流の母親、八木橋陽子

そして、その赤いカーネーションを買った人物を探している者がいたことが分かる。それは、神代健流(杢代和人)の母親の陽子(長谷川京子)だった。警察も東優磨(カカロニ栗谷)の事故現場に陽子がいたことを突き止める。そして陽子が灰川邸を訪れると、そこで待っていた花音は「私がここで全部終わらせます」と告げるのだった-

降り積もれ孤独な死よに出演の俳優吉川愛
陽子を灰川邸に呼び出した花音

遂に最終回を迎える9月8日放送の第10話では、花音の前に健流の母・陽子が現れる。灰川邸まで来てくれたことに感謝した花音は、「私がここで、全部終わらせます」と陽子に告げて…!?
一方、警察では、優磨の事故現場付近の道を後ずさりする陽子の映像を確認。五味と川相(野間口徹)は、行方を追うが、陽子は自宅におらず仕事も休んでいた。

その頃、冴木と森は、灰川(小日向文世)の日記に書かれた13年前の真相をついに知ることに……!
果たして、13年前に灰川邸で何があったのか? 冴木は、花音と再び会うことができるのか? 2017年の灰川邸事件から続いた一連の事件の行方はいかに?

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写真提供:(C)井龍一・伊藤翔太/講談社(C)ytv

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