空気階段・鈴木もぐらが国税局“リョウチョウ”として脱税者を摘発 悪質社長のさ細な行動から裏金の隠し場所を暴く

お笑いコンビ・空気階段の鈴木もぐらと水川かたまりが、5日放送の『THE突破ファイル 年に一度の海パン刑事参戦！狭小住宅＆国税局2時間SP！』の再現VTRに出演。国税局の職員として、悪質な脱税者のトリックを見破った。

突破国税局の職員である鈴木翔太（鈴木もぐら）と後輩の水川航太（水川かたまり）の2人は、辞令によって国税局資料調査課、通称“リョウチョウ”へ転属。リョウチョウは、大口かつ悪質な税務調査を担当する組織であり、いわば国税最強の超精鋭部隊である。まさかの異動に「エースの鈴木さんはともかくなんで僕もなんですかね」と驚く水川に鈴木は「部署が変わっても俺たちがやることは1つ。悪しき税逃れを正す！…だろ？」と語ってみせた。

そんな2人がまず目をつけたのは、とある住宅街に豪邸を構える建設会社の社長。税務署に申告する際に、経費を実際より多く見せることで利益を圧縮し、合計1億円ほど社長自らのポケットに入れている疑いが持たれていた。令状のない捜査だったが、渋る社長を説得し、税逃れの証拠をつかむべく豪邸の中を調べることに成功した。

早速、部屋に飾られていた絵画の裏や、カーペットの下など過去に脱税者が裏金を隠し持っていた場所を手あたり次第に探すも、手がかりはなし。部屋の隅々を調べる捜査の様子に、社長は「やだね国税さんは、善良な納税者を疑いの目で見て」と嫌味を口にしながら、魔法瓶の水筒からコーヒーを飲む。

鈴木の「もしかしたら現金を手形に換えて隠しているかも」という言葉を受け、水川はさらに家中を探し回ることに。一方の鈴木は資料を手に、ここ数年仕事の受注量は激増しているのに従業員数が変わっていないことなどを指摘。社員より売上を大切にする社長の姿勢に、金への執着が強いと判断し、さらに疑いの目を向けた。しかし、リビングなどから裏金の手がかりは発見されず。水川は悔しそうな表情を浮かべつつ、脱税の手がかりに考えを巡らせながら、目の前にいる社長の姿を凝視。そして、ついにその手口を暴いたのだった。