アニメ『小市民シリーズ』小鳩の“ラストの言葉”に視聴者衝撃誘拐事件は解決したが…「やっぱりまだ何かあるのか…」

2024.9.5 17:15

◆小佐内の執念…

小佐内は、攻撃された箇所を1つずつ事細かに上げはじめた。「でもいいの。痛かったけど、いいの。ちょっと口の中切っちゃったけど、でもいいの。気にしてないから、気にしないで。“けど”そんなもので傷つけられたら跡が残っちゃうでしょ？そんな事になったらどうなるか…ね、分かる？そんな事になったら私、その跡を見るたびに思い出しちゃうと思うの。石和さん、あなたの事。それから、北条さん、上野さん、早田さん、林さん。忘れられなくなっちゃうと思うの…」。

だが石和は「だからぁ？お前が覚えてたから何？何なら、もっと覚えやすくしてやってもいいけど。首、いっとく？」と、小佐内の首をめがけてナイフを振り上げた。それと同時に、堂島が「その辺にしておけ馬鹿野郎」と、扉を開け侵入。石和が「誰？帰れ。こっちは話し合いの途中なんだ」と驚きもせず答えると、堂島は「話し合いだと？笑えんな」と自身の拳をたたいた。

◆誘拐犯事件一件落着(？)

その後、石和は警察に取り押さえられた。小佐内は母親に無事であると連絡し、小鳩の元に。「小鳩くん。来てくれてありがとう。小鳩くんならきっと来てくれると思ってた」「ありがとうございました」と笑顔で深く頭を下げた。そんな小佐内に「ねぇ、小佐内さん、今日は大変だったよね。小佐内さんが好きなものを買って家まで持っていってあげるよ。“小佐内スイーツセレクション夏”の次のターゲットにしよう。次は確か…」。すると、小佐内は食い気味で目を輝かせた。「ティンカーリンゴのピーチパイ！白桃を使ってて、とっても、とってもおいしいの！」

後日、小鳩と小佐内は“小佐内スイーツセレクション夏”の最後のスイーツ、“夏季限定トロピカルパフェ”を食べることに。パフェを待つ間、小佐内から「ねぇ、小鳩くん。黙ったままじゃつまらない。何かお話をして？」とお願いが。小鳩は「高校2年のこの夏休みが、どれほど有意義なものだったかについて少しだけ。この夏、僕らは小市民らしからぬ大事件に巻き込まれた。スイーツ巡りをただ満喫していた僕と小佐内さんにとっては、忘れられそうもない夏になったよね」

「だけど。誘拐されるって分かってたんだよね。小佐内さん」