アニメ『ばいばい、アース』第8話 ベルはアドニスと一緒に旅立つことはできるのか…「求めつつも突き放すのが痛々しい」

2024.9.4 18:45

◆キールとの再戦

まるで、かつてのティツィアーノのようにキールの腕は剣と一体化しており、正気を失っていた。「ラブラック=ベルが俺を待っている。お前のおかげだ、アドニス。お前がいなければこの剣はなかった」。キールの剣は、アドニスがティツィアーノの剣と融合させたものだった。

突如襲い掛かって来たキール
(画像は第3話より引用)

舞踏会場では、シェリーから神言が発せられる。魔(ニドホッグ)となったキールを倒すために指名されたのは“ベル”だった。「逃げて!逃げてベル!!」シェリーが泣きながら叫ぶのと同時に、キールが舞踏会場に現れた。唸る剣(ルンディング)を手に取ったベルは、その時初めて唸る剣(ルンディング)に出会った時と同じ感覚に陥る。ベルはこれまでの様々な出会いと出来事で、自分が変わってきていることに気づくのだった。

ベルは自分が変わったことに気づき…

キールと対峙するベルは、キールの振り回して来た次元断絶の剣を、受け止めかわし、キールに呼びかけた。「それがご自慢の剣か!?以前の方がよっぽど素晴らしい剣だったじゃないか!そんなんにしちまった揚げ句、剣士としての魂まで食わせちまったのかよ!!」。2人の激しい戦いを見たシェリーは思わず「誰か助けて!お願いベルを助けて!」と助けを求めた。するとキールは、神言に逆らって助けを呼ぶシェリーに襲い掛かろうとする。ベルはキールめがけて唸る剣(ルンディング)を投げ、背中を刺し貫いた。

唸る剣(ルンディング)でキールにとどめを刺し…

神の樹を背に立つキールを見て、キールを食らっているのは剣ではなく“神の樹”だということを知ったベル。「神の樹自身が魔(ニドホッグ)に食い荒らされるのは、伝える相手が自分しかいないからじゃないのか!?」。ベルは襲い掛かって来るキールに唸る剣(ルンディング)でとどめを刺す。そして、キールは最後に正気に戻り、「お前は強いな、悔いるなよ」とほほ笑みかけ、散っていくのだった…。

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