アニメ『ばいばい、アース』第8話　ベルはアドニスと一緒に旅立つことはできるのか…「求めつつも突き放すのが痛々しい」

TVアニメ『ばいばい、アース』の第八楽章『舞踏。魔の華に揺らめいて』が8月30日（金）に放送された。原作は“映像化不可能”といわれた傑作小説で、獣⼈だらけの世界で唯一の人間であるベルが数々の困難に立ち向かい、自らの存在意義を見つけ出す姿を描いた壮大な物語。アニメでは、ファイルーズあい、内⼭昂輝、諏訪部順一、花江夏樹など豪華声優陣が盛り上げる。
（以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます）

◆シェリーの歌声

ガフ（CV：日野聡）の婚約者・シェリー（CV：早見沙織）から城の舞踏会に招待されたベル（CV：ファイルーズあい）。普段の装いとは一変、シェリーにドレスを借り、照れくさく感じながらも着飾って出席する。その姿を見たアドニス（CV：内山昂輝）は、「実にうまそうだ」とにやりとつぶやき、ベルに殴られるのだった。

舞踏会で歌を披露した、城の筆頭歌士のシェリー。そこには初めて会った時に歌うことを苦しく感じていたシェリーとは違い、楽しげで満ち足りたように歌うシェリーの姿が。その姿にベルは自然と見とれるのであった。「頑張ったんだね、シェリー。負けてられないなぁ。立ってる場所は違っても、どこまでも対等に接して行けるように」。

アドニスを連れ出したガフは、ティツィアーノ討伐戦の際、カタコームの管理者であるアドニスの父親を、神言に従い倒したことを告げる。父親の剣を預かっているガフは、その剣をアドニスに渡す代わりに、これまでアドニスが奪った剣の全てを遺族に返すよう交換条件を出した。しかし、アドニスは断り、ガフに決闘を申し込む。そこへ、突如キール＝ロワールが姿を現し、2人に襲い掛かるのだった。