蒼井翔太、“アニサマ&ファン愛”あふれる「たくさんの苦しいこと、つらいことがあったけれども…」【アニサマ2024 DAY3】

2024.9.3 19:15

蒼井翔太が、さいたまスーパーアリーナで開催された“世界最大のアニソンライブイベント”『Animelo Summer Live 2024 -Stargazer-』(通称:アニサマ)のDAY3(9月1日)に出演。

◆1曲目から蒼井翔太の魅力が爆発『絶世スターゲイト』

今年で19回目となる、アニメ・アニソン・声優ファンにとっての一大イベント『アニサマ』。DAY3の10曲目は、“しょーたん”の愛称で呼ばれている声優・アーティストの蒼井翔太がメインステージ上段から登場。客席は青いペンライトで彩られ、2016年にリリースした、蒼井が主役を務めたTVアニメ『ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション』の主題歌『絶世スターゲイト』が流れると、会場からは大きな歓声が沸き上がった。蒼井の魅力の一つである“ハイトーンボイス”で一番を歌い上げ、「Let’s Go!」と観客をあおると、さらなる歓声が。そして、ステージ上段から階段を降りた蒼井は、歌唱中に指でハートを描いたり、客席を見渡すような視線で手を伸ばす。聴く人がアニメ作品を思い出すような壮大な楽曲と、蒼井の力強い歌唱力が融合し、会場は大歓喜に包まれた。

◆来年“アニサマ人生10周年”で…

『絶世スターゲイト』の披露を終えると、「しょーたーん!」と歓声が上がり、大きな拍手に包まれた。歌唱時の“ロックで熱い蒼井翔太”とは一変。爽やかな笑顔を見せ、「アニサマやってきましたねー!蒼井翔太でございます!」と深くお辞儀をすると、「やっぱり皆さんの熱気がこの会場中を包んで、前半にもかかわらず吸う空気がないです!(笑)」と笑いを誘った。

「私事なんですけれども…」と話し始めた蒼井。「初めてアニサマに出演させていただいたのは2015年…今2024年ということで、来年“アニサマ人生10周年”になるわけで…」と明かすと、大きな拍手が。すると、少し上目遣いをした蒼井はかわいらしい声になり、「来年…もしかしたら…この10周年を個人的にここ(アニサマのステージ)で祝ってもらえたりするのかなって…」と、来年を見据えた願望を告白。観客からは「フー!」と祝福する声が上がったが、「はい、また裏で怒られますっ!こんなこと勝手に言ってねっ(笑)」と自ら突っ込み、笑いが起こった。

◆「星は、一つ一つが自ら砕けた時に光る」

今年の『アニサマ』のテーマは“Stargazer”、“星を見つめる者”。“星”は、観客が作り出すペンライトの光、そして、ステージ上でひと際輝くアーティストを指す。蒼井は客席を見渡しながら、「たくさんの星々。ここに来ていただいているたくさんの方、一人一人がキラキラと輝いて…」と、青いペンライトで彩られた景色をかみしめた。

そして蒼井は、「今日この日までどんな生活をしてきたんでしょう。楽しいこともあった。でもつらいこともたくさんありましたよね」と語りかけた。すると、いじけた話し方で「“上司にめんどくさいこと押し付けられました…”“後輩がいうこと聞いてくれません…”」「“シミができました”…“シワができました”(笑)」と、蒼井が想像する“観客のつらいこと”を言うと、「わかるー!」「そうだそうだー!(笑)」と共感の声が上がり、笑いに包まれた。

蒼井は「いろんなつらいこととか、苦しいこともあったと思います。でも星って、たくさんのいろんな周りから光を受けて輝く、そういう星もあるんですけど、今僕たちの真上にある星は、一つ一つが、自ら砕けた時に光るんですって」と問いかけた。そして、観客一人一人に寄り添うように、「たくさんの苦しいこと、つらいことがあったけれども…その分アニサマは一番僕とアーティストの皆さんと、そしてこの会場にいる皆さんが一番輝かないといけない日なんじゃないでしょうか!」と会場全体を元気づけるように呼びかけた。その蒼井の言葉に応えるようにペンライトの無数の光が揺れ、大きな歓声が上がり、会場は一体感に包まれた。

◆蒼井翔太の“アニサマ愛”

観客と気持ちが一つになった蒼井。「つらいことがあった分、進化できます。そんな進化を込めた楽曲を聴いていただきたいと思います」と告げ、次に披露したのは、蒼井が主役を演じるTVアニメ『出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした』OP主題歌の『EVOLVE』。「皆さんぶち上がって、いい汗かいて、この後(のアーティスト)に一緒にバトンをつなげていきましょう!」と、さまざまなアーティストでつむぐ“『アニサマ』への愛”を感じるコメントでパフォーマンスがスタート。

疾走感のある重厚なロックサウンドに乗せて、高音も低音も安定感のある圧倒的な歌唱力で“蒼井翔太の世界観”を作り上げる。そして、メインステージの中心から端まで移動し、広く観客を魅了。会場の熱量を一気に急上昇させた。歌唱の終盤に入ると両手を上げ、ふたたび観客を盛り上げた蒼井は、アニメやアニソン、アニサマへの愛をぶつけたパフォーマンスを披露し、次のアーティストへバトンを渡した。

『Animelo Summer Live 2024 -Stargazer-』
<開催>8月30日(金)~9月1日(日)
<場所>さいたまスーパーアリーナ
<出演 DAY3>
アイドルマスター シャイニーカラーズ/蒼井翔太/亜咲花/内田雄馬/北宇治カルテット/ZAQ/邪神★ガールズ 生贄SUMMER/鈴木愛奈/茅原実里/東山奈央/TRUE/南條愛乃/花澤香菜/B小町/fripSide/ブレイバーン(CV.鈴村健一)/イサミ・アオ(CV.鈴木崚汰)&ルイス・スミス(CV.阿座上洋平)/ReoNa

©Animelo Summer Live 2024

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