アニメ『ヒロアカ』プレゼント・マイクの悲痛な叫びは、かつての親友・白雲に届くのか…？「まだお前があの頃の友達なら…！」

『週刊少年ジャンプ』（集英社刊）で連載中、堀越耕平氏による漫画『僕のヒーローアカデミア』、通称“ヒロアカ”。2014年7月の連載開始から今年2024年で記念すべき連載10周年を迎えた本作は、4月4日に発売された最新40巻まででコミックスシリーズ世界累計発行部数1億部を突破。そしてついに、TVアニメシリーズの第7期の放送がスタート。第15話(通算153話)『Butterfly Effect』が8月31日夕方5時30分より、読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネット(※一部地域を除く)で放送された。

（以下、アニメ最新話のネタバレを含みます）

◆目覚めるのは黒霧か、それとも白雲なのか…！？

障子目蔵（CV：西田雅一）が異形系“個性”を持つ者たちに必死に訴える最中、スピナー（CV：岩崎了）は黒霧（CV：藤原貴弘）が眠るセントラル病院へ突入していく。それを追うプレゼント・マイク（CV：吉野裕行）。

「黒霧の個性が、この戦いを決着させる」オール・フォー・ワン（CV：大塚明夫）（※以下AFO）から、そう聞き、黒霧にたどり着いた時にはAFOか死柄木の声を聞かせるように言われていたスピナー。黒霧の元をめがけて走り出し、「黒霧ー！！」「白雲ー！！」と同時に名を呼ぶスピナーとプレゼント・マイク。しかしスピナーは、プレゼント・マイクの個性“ヴォイス”を放たれ、黒霧を目前にして力尽き、倒れ込む。

黒霧のベースは、かつて、プレゼント・マイクとイレイザーヘッドの高校の同級生である白雲朧。「なぁ白雲。あいつ（イレイザーヘッド）はもう、目と脚、失ってんだ。思い出まであいつに失わせないでくれ。白雲じゃないなら、思い出のまま消えてくれ。でも、まだお前があの頃の友達なら…」かつての友との記憶を思い出しながら、もう一度その名を呼ぶために近づくプレゼント・マイク。

しかし、一瞬の隙をつきスピナーが黒霧の顔にマイクロチップの仕込まれた死柄木の“手”を付け「死柄木たちを助けろ」と命じるのだった。「白雲ーーー！！」叫ぶプレゼント・マイク。「俺は…、死柄木弔を守る者…」そう言って、拘束から放たれた黒霧は覚醒をするのだった。