THE RAMPAGE 岩谷翔吾、初の書き下ろし小説『選択』 原案は、俳優の横浜流星!

2024.9.2 17:00

THE RAMPAGEの岩谷翔吾が、小説『選択』を発行することが決定した。記念すべき作家デビュー作となる本作品は、高校の同級生でもあり古くから親交のある俳優の横浜流星が原案を担当する。4年ほど前に作品のテーマを決め、超多忙のなか、時間を捻出し、時にエチュードも交えながら二人で物語を構築してきた。そして完成した、閉塞感漂うこの時代を生きる二人の青年のドラマ。刊行にあたり、岩谷翔吾と横浜流星の二人からコメントが届いている。

【岩谷翔吾 コメント】
「いつか、こういう作品をやりたい」
約四年前、流星の何気ない一言が、『選択』のすべてのキッカケでした。あの日のことは今でも鮮明に覚えています。
そこから二人三脚での創作が始まり、互いに忙しくても毎日のように長文で連絡を取り合い、作品の進捗やアイデアの共有を怠ることはありませんでした。流星とだから『選択』を書ききることができました。僕一人では到底成し遂げられなかった道のりでした。 閉塞感漂う今の時代に救いを求めて、僕たちはこの作品に僅かな希望を託したのかもしれません。

【横浜流星 コメント】
人生は選択の連続だ。
日々選択をし、その積み重ねで、今日までの自分が作り上げられている。
そしてこれからも選択を繰り返し、 未来の自分が作られていく。
一つの動画を観たことがきっかけで この作品が生まれました。
あの時、動画を見ていなければ、翔吾に自分の思いを伝えていなければ、 生まれなかった。それも選択です。
人生は自分では気付かぬうちに大きく変わる。
真意を知ろうとせず、責めたて、一度の失敗を許さない社会ですが、 生きていればやり直せる。
一筋の光をつかみ取れるように、愛と希望を込めた作品です。
自分のためでも、誰かのためでも良いが、後悔のない選択をしてほしい。自分自身が選択した道に自信を持って生きて欲しいです。

【著者紹介】

岩谷翔吾(THE RAMPAGE)
いわや・しょうご/1997年生まれ。大阪府出身。2017年、THE RAMPAGEのパフォーマーとして1stシングル「Lightning」でメジャーデビュー。ダンス以外にも活動の場を広げ、俳優としてドラマや舞台への出演、朗読劇の脚本や演出、読書情報誌「青春と読書」での連載など、多方面で活躍中。また、読書だけではなく、日本将棋連盟三段や、実用マナー検定準1級の資格を取得するなど趣味が多いことで知られる。本書が作家デビュー作となる。

【原案】

横浜流星
よこはま・りゅうせい/1996 年生まれ。神奈川県出身。2011 年俳優デビュー。2019年ドラマ「初めて恋をした日に読む話」で話題に。昨年は舞台「巌流島」、映画「ヴィレッジ」「春に散る」と主演作に出演。2025年は映画「国宝」の公開が控えており、さらにNHK 大河ドラマ「べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)〜」で主演を務める。

〜『選択』 あらすじ 〜

「もう、うんざりだ。殺す。絶対殺してやる」。包丁を忍ばせ、家を飛び出し、亮は走っていた。母に酷い仕打ちをした、父親を探しあて殺害しに行くために。息も絶え絶えに走っていた。そしてこれまでの世の中の不条理を憎んだ。しかしその途中、亮は歩道橋から身投げしようとしていた中学生を助ける。それは幼馴染みの匡平だった。やがて、どんよりした巨大な社会に飲み込まれていく二人の少年。十数年後、行き場を失った亮は、ずるずると特殊詐欺実行犯グループに身を置くことになる――。この国を覆う息も出来なくなるほどの暗い圧迫感を描ききった、新たな物語。日々を懸命に生き抜いてきた二人が直面した非情な現実、そしてその先に見えたものとは。

*仕様 四六上製/160 頁/書き下ろし
*価格 1,600円+税
*発売日 2024年10月10日予定
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