パリ五輪バレーボール男子日本代表・髙橋藍(らん)選手!800人のファンが質問連発「もし藍選手が女性で、日本代表メンバーと付き合うなら…誰を選びますか?」
2024.9.2 07:00パリ五輪で大活躍を見せた髙橋藍(らん)選手が8月末、ファンとの交流イベント『髙橋藍サポーターズミーティング2024-Tokyo-』を開催。パリ五輪の裏話から、ファンからの熱い質問まで答えた!
◆抽選を勝ち抜いたファン800人との直接交流
司会を務める日本テレビの辻岡義堂アナウンサーの呼びかけで登場。「ボンジュ〜ル!」と手を振る髙橋選手に、ファンからは「藍くん、おかえりなさい!」と声が上がり、ファンミーティングがスタート。昨年8月に開催した第1回ファンミーティングから2回目。規模も大きくなり「今回800人ということで(前回の)倍以上なんですけど、全校集会で校長になった気分です」という髙橋選手に、ファンから笑いの声が上がった。
◆劇的なパリ五輪イタリア戦「正直、勝ったなと思いましたよ(笑)」
ファンからの質問の前に、まずは辻岡アナから髙橋選手にパリ五輪の質問。
――『バレーボールネーションズリーグ2024』からパリ五輪と怒涛(どとう)の3か月だったと思いますが、今の心境は?
髙橋:オリンピックが本当に一瞬だったなと、終わってみて思いますね。3年間という準備期間は長かったんですけど、やってきたこと全て出しきれたのかなっていうくらい、一瞬で終わったなと思います。
――東京五輪との違いは?
髙橋:東京の時はチームに入ったばかりで引っ張ってもらう立場だったんですけど、今回は主力としてチームを勝たせる存在で、置かれた立場も違いました。チームとしても東京五輪の時は予選を通過すること、今回はメダルを取ることと、目標から違ったので、パリで負けた悔しさは、東京よりもさらに強かったかな。
――特に印象的な試合やシーンは?
髙橋:一番はイタリア戦の3セット目を取りきれなかったのが、今でも思い出すたびに悔しいなって感じますね。
――でも(途中)「勝ったな」みたいな瞬間ありませんでした?私(辻岡アナ)、勝てちゃうんだと思ったんですけど、選手の皆さんはどうでしたか?
髙橋:勝ったなと思いましたよ(笑)選手村戻ってコーラでも飲んじゃおうかなって!正直3-0でイタリアにってなりましたね。
――日本が良い流れとか、イタリアのコンディションが良くないとか、どんな感覚でした?
髙橋:「今日の日本強いな」ってプレーしてて思いましたね。今まで一番強い日本代表が出てるんじゃないかと思いながら戦ってて、3セット目まで負ける気がしなかったというか、「今日、俺らいけるぞ」っていうのをめちゃめちゃ感じてました。
――現地で見ていて、フランス人を中心とした日本のファンでもイタリアのファンでもない方々は、第3セットあたりから急にイタリアを応援し始めたんですよ。そういう応援の圧はありました?
髙橋:ありましたね。やっぱり3セット目を取られてからはイタリアの勢いも上がってきたので、会場がイタリアのホームみたいになっていったなとは感じました。
――ゲームセットの瞬間はいかがでしたか?
髙橋:(負けて)悔しいっていうよりも、3年間やってきたことに対しての悔いというか、もっとやれたんじゃないかなっていう自分への悔しさで、感情があふれちゃいました。もう1日、もう1本練習しておけばというか、まだ甘い自分がいたのかなとか、あそこで勝ちきれなかったので、まだまだできたんじゃないかなと感じましたね。
――ファンの方の応援は届いていましたか?
髙橋:皆さんの声がすごい届いてましたし、日本から応援してくださる方々や、世界中で今の日本代表を応援してくださる方も多くて、日本のおもしろいバレー、強いバレーでメダルを持って帰る姿を見せたいっていう思いがあったので、皆さんの声援にすごい背中を押されてました。