「めちゃくちゃドキドキした」花音と再会した冴木が、まさかの愛の逃避行宣言?『降り積もれ孤独な死よ』第8話

2024.8.30 16:45

8月25日に日本テレビ系日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』の第8話が放送された。原作は、講談社『マガジンポケット』で連載中のマンガ『降り積もれ孤独な死よ』(原作・井龍一、漫画・伊藤翔太)。過去と現在、2つの事件の謎が幾重にも積み重なり、予測不能な結末へと誘うスリリングなヒューマンサスペンス。本ドラマでは未完の原作を元にオリジナルの要素も交えたストーリーを展開する。

(※以下、ネタバレを含みます)

弟・蒼佑(萩原利久)の墓参りで花音(吉川愛)と再会する冴木仁(成田凌)。「一体何があったんですか?あなたは何をしたんですか?」という冴木の問いかけに、「もう冴木さんを巻き込むつもりはありません」と言い、逃げ出していく花音。

『降り積もれ孤独な死よ』の冴木仁(成田凌)
蒼佑の墓参りをする冴木(画像は第7話より引用)

そして記者の森燈子(山下美月)が少女失踪事件を追う理由が明らかとなった。高校時代、周囲になじめずにいた同級生の東野梓(浅川梨奈)に近づきたいがため、家庭に恵まれなかった梓と分かり合えるように、自らも家庭に恵まれていないと嘘をついたこと。しかしその嘘は梓にバレてしまい、直後に梓は自殺してしまう。そのことから、罪滅ぼしとして記者となり、事件を追っているという森。「わかったふりをしたせいで、彼女は死んだ」「今度はわかったふりで終わらせたくない」その思いで、森は事件を追っているのだと語るのだった。

『降り積もれ孤独な死よ』の森燈子(山下美月)
高校時代の森

森の制服姿にSNSでは、「まだまだ美月ちゃんは制服着れるなあ似合うなあ」「現役にしか見えないよ~」「美月さんの制服に刺さりました」など、歓喜の声が見られた。

少女の行方を追う冴木と森は、あるシェルターで美来を発見。美来は行方不明の間、万引きをしたところを花音に助けられ、それ以来花音と一緒にいたというのだ。しかし花音は“降り積もれ孤独な死よ”から始まる詩を美来に残して姿を消していた。そして花音の居場所も、美来に残した詩から、灰川十三の故郷である蔵土村にいる事が分かる。

『降り積もれ孤独な死よ』の冴木仁(成田凌)と花音(吉川愛)
7年前、冴木と一緒に蔵土村を訪れていた花音
(画像は第4話より引用)

蔵土村にやって来た冴木は、花音と再会。未成年者誘拐の罪で逮捕される花音に、冴木は「俺と逃げませんか?」「あなたが何を隠しているのか、何をしたのか知りません。でも俺はもう刑事じゃないし、散々人を傷つけて、弟を死なせた人間です。もし蓮水さんに同じような傷があるなら、俺が一緒に背負います」と言葉をかけた。

『降り積もれ孤独な死よ』の花音(吉川愛)
灰川十三の故郷を訪れていた花音

冴木の突然の告白にSNSでは「花音に“一緒に逃げませんか?”って言うとこ、めちゃくちゃドキドキした!」「花音たんのこと疑って信じられなくなってるのかと思ったら、一度再会して出た言葉が“俺と逃げませんか”なの最高すぎる!」「俺と逃げませんか?の“逃げ”くらいで“はいっ!!!!”って言っちゃうよ、私なら」など、歓喜の声が多く見られた。

しかしそこへ顔に傷のある男が現れ、冴木に襲い掛かる。花音を逃がそうとする冴木だが、傷のある男もまた「花音、逃げろ!」と叫ぶのだった。

『降り積もれ孤独な死よ』の五味(黒木メイサ)
山中の遺体の身元が判明する

一方、灰川邸近くの山中で見つかった白骨死体の身元が判明し、神代健流(杢代和人)だということが分かり-。

9月1日放送の第9話では、灰川十三(小日向文世)の故郷である蔵土村で、花音を見つけた冴木(成田凌)は、自分と一緒に“逃げること”を提案するが、そこへ顔に傷のある男が現れる。ナイフで襲われながらも、なんとか男を押さえつけた冴木だったが…。「逃げろ、花音!」思わぬ男の言葉に驚く冴木。そんな冴木を花音は悲しげに見つめた後、背を向けて走り出し…。

そこへ、五味(黒木メイサ)が到着。男は殺人未遂容疑で現行犯逮捕されたが―。犯行動機や自分の身元について、一向に語ろうとせず…。一方で、灰川邸のそばで発見された白骨化した遺体は、健流であることが判明する――。そんな中で、霊園で花音と会ったことを黙っていたことを知られてしまった冴木。五味から、「これ以上深入りさせることができない」と言われてしまい…。

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写真提供:(C)井龍一・伊藤翔太/講談社(C)ytv

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