アニメ『ヒロアカ』障子がマスクをする理由に視聴者号泣…障子の心からの叫びに「ヒーローとしての気高さを見た!」

2024.8.30 11:55

『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)で連載中、堀越耕平氏による漫画『僕のヒーローアカデミア』、通称“ヒロアカ”。2014年7月の連載開始から今年2024年で記念すべき連載10周年を迎えた本作は、4月4日に発売された最新40巻まででコミックスシリーズ世界累計発行部数1億部を突破。そしてついに、TVアニメシリーズの第7期の放送がスタート。第14話(通算152話)『しょーじくんといっしょ。』が8月24日夕方5時30分より、読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネット(※一部地域を除く)で放送された。

(以下、アニメ最新話のネタバレを含みます)

◆セントラル病院前の戦い

時は少し遡り、荼毘(CV:下野紘)確保の報せが戦場を駆け巡った後のセントラル病院前。スピナー(CV:岩崎了)は叫ぶ。「鹵獲(ろかく)された黒霧を奪還しろ!!」

アニメ『僕のヒーローアカデミア』第7期第14話(通算152話)『しょーじくんといっしょ。』セントラル病院の前に集まるスピナー率いる1万5千の勢力
セントラル病院の前に集まるスピナー率いる1万5千の勢力

“改人脳無シリーズ”マスターピースに最も近づいたハイエンド“黒霧(CV:藤原貴弘)”。それがこの病院にいることを突き止めたオール・フォー・ワン(CV:大塚明夫)(※以下AFO)は、超常解放戦線幹部スピナー率いる残党及び彼らに賛同する異形の一般市民、計およそ1万5千の勢力を向かわせていた。迎え撃つは残存ヒーロー・残存警官隊およそ200。黒霧の元の姿である白雲と同級生だったプレゼント・マイク(CV:吉野裕行)は、その光景を見て思わずつぶやく。「人気になったもんだな、白雲」。

アニメ『僕のヒーローアカデミア』第7期第14話(通算152話)『しょーじくんといっしょ。』200人の勢力で迎え撃つプレゼントマイクらヒーローたち
200人の勢力で迎え撃つプレゼントマイクらヒーローたち

寄せ集めの暴徒たちのはずが、統率力を持って警官たちを分断させるように動き、攻め入って来る。現場にやって来た口田甲司(CV:永塚拓馬)は「なぜこんな事を!やめましょう!」と呼びかけるが、「都会育ちか?裏切り者が!」とののしられる。

ヒーロー・警官隊と戦う異形たちに対し、「怒れ人民!!今日が解放日だ!」と呼びかける超常解放戦線の元幹部。被っていた布を取って異形の顔をさらけ出した彼は、「我々のヒーローはおまえ達じゃない!彼こそが我々を社会の中心に導く!!!」とスピナーをたたえる。

アニメ『僕のヒーローアカデミア』第7期第14話(通算152話)『しょーじくんといっしょ。』AFOから“剛躯”の個性を貰い巨大化したスピナー
AFOから“剛躯”の個性をもらい巨大化したスピナー

AFOから力を貰って以来、頭の中に靄(もや)がかかったように白くなっているスピナー。「黒霧ヲ奪還シロぉ!!!」と剣を振り上げるが、横から障子目蔵(CV:西田雅一)が放った「オクトブロー」によって殴り飛ばされる。異形の個性を持っているにもかかわらず、代弁者であるスピナーを攻撃した障子を、「裏切り者」「ヒーロー気取り」として殴りかかる異形たち。障子は「バケモノ!!」と迫害された過去を思い出しながら、「それが、今病院を襲う事とどう関係がある…!?」と周囲に問いかける。

アニメ『僕のヒーローアカデミア』第7期第14話(通算152話)『しょーじくんといっしょ。』障子に殴りかかる異形たち
障子に殴りかかる異形たち

全面戦争時、蛇腔病院ではヒーローはまず入院患者・関係者の安全確保に動いたことに言及しつつ、セントラル病院を襲おうとしている異形達に考えはあるのかと問う障子。「蛇腔病院に強制捜査が行われた時、ヒーローはまず入院患者や関係者の安全確保に動いたそうだが、どうなんだお前たちは?お前たちは!?考えがあるのか!?」周囲の異形達を振り払う障子。「あると言え…!!じゃなきゃ俺はおまえたちを許さない!」と怒りをあらわにする。その問いかけに、「知らねぇよ」と答えるスピナー。それを聞いた一般市民たちは動揺を顔に浮かべる。

アニメ『僕のヒーローアカデミア』第7期第14話(通算152話)『しょーじくんといっしょ。』スピナーを代弁者として讃える元幹部
スピナーを代弁者としてたたえる元幹部

障子は、「スピナー これでまた30年退行する」とスピナーに言うが、スピナーは「うる…せえ…!」と口にしつつ体から鱗(うろこ)のようなものを生やし、姿を変える。AFOからは“剛躯”の個性だけでなく、力、防御、容姿を兼ね備えたリーダーとなれる個性“スケイルメイル”も与えられていたスピナー。“スケイルメイル”の個性を発動したスピナーは、「いいから進めぇえ!!」と大声を上げ、手にしていた剣で障子の“複製腕”を斬り飛ばす。スピナーに吹き飛ばされた障子を見た口田が思わず声を上げる一方で、「同志よ!代弁者の歩みこそ虐げられたものの逆襲と勇気!革命に殉じよ!今日の血が未来の異形に権益をもたらすのだ」と一般市民に対して呼びかける元幹部。その言い分を聞いた口田は、「ふざけるな…障子くんは…!!」障子がA組の一同に自分の過去を明かした時のことを思い出す。

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