アニメ『ザ・ファブル』洋子って実は超強い！？鈴木との“テーブル戦”で魅せた圧倒的早業に「神回」の声

2024.8.29 17:15

◆宇津帆がファブルと戦う理由…明かされた“因縁”

太平興信所へと戻った鈴木は、事の顛末（てんまつ）を宇津帆に報告する。貝沼が死んだこと。その“処理”に井崎が手間取っていること。そして、“探し物”が見つかったこと──。「まさか………ファブルかぁ──？」。宇津帆の目の色が変わる。「これってどうなんだ？厄介ととるのか、それとも乾杯なのか──…」。尋ねる鈴木に、宇津帆は迷いなくグラスを掲げた。それは、ファブルを敵に回すことを意味している──。

それならば…と、鈴木は宇津帆に重ねて聞く。ファブルを敵に回す、その大義名分は何なのか、と──。そして真黒住宅での一件を振り返る。「油断してたとはいえ──女にやられた──命の童貞を捨てた気分さ──」。“この道”に入って20年…自分なりに仕事と向き合ってきた鈴木は、消えたプライドと“最後のひと華”のために命をかける覚悟だ。

では、宇津帆は何のためにファブルと戦うのか──。「俺のはもっと単純だ。だが──おまえよりドラマチックだ──」。そう言って明かした自身の過去──実は4年前、ファブルによって始末された売春組織の一員・川平健二は、宇津帆の実の弟だった。それゆえ宇津帆はずっとファブルを探していた。唯一の“目撃者”である佐羽ヒナコをそばに置いて……。

──翌日、宇津帆はさっそく貸し収納庫に預けていた武器を回収。“こんな日”のために備えておいた、ハンドガン3丁、手榴弾（しゅりゅうだん）4つ、倉庫には地雷も…。あとはこれらをどう策を練って使うのか。「まず土台案を作って、事態に応じて3つの代案まで用意しよう──A案が失敗してもB案──…それがダメでもC案ってな！」。宇津帆の提案を受け、鈴木もさらなるアイデアを出す。「ミサキをさらおう──」。佐藤兄妹にとって、彼女はきっと弱点になる。狙われた上に守るものがいると、動きは制限されるはず……。

「そういうことならミサキを狙うより簡単な切り札がある。……ヒナだよ──。ちょうど切り捨て時だ──ッ！」