アニメ『ザ・ファブル』洋子って実は超強い!?鈴木との“テーブル戦”で魅せた圧倒的早業に「神回」の声

2024.8.29 17:15

毎週土曜24時55分より日本テレビ系にて順次全国放送中のTVアニメ『ザ・ファブル』。8月24日は第20話『24時間…。』と第21話『悪党たちのABC』が2話連続放送。宇津帆の標的となってしまった貝沼の末路や、宇津帆自身の隠された過去が描かれたほか、ファブルをめぐる新たな抗争の火蓋が切られるなど、いよいよ第2クールも佳境へ──。そんな中、特にSNSで話題となったのが「鈴木 vs 洋子」。ファブルの“パートナー”としていながらも、これまで見られなかった洋子の実力がついにお披露目!多くの視聴者から「カッコ良すぎて惚(ほ)れる」「ただの呑(の)んだくれじゃなかった」「このシーンでさらに魅力爆発」「 いわゆる神回だと思う」など称賛の声が相次いでいる。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆明の存在が“希望”に…? ヒナコとの交流

夕暮れ時──いつもの公園でリハビリをするヒナコ。その足元に、明が腰をおろす。「大事なのはイメージだ──」。ヒナコの靴ごと足を支え、ゆっくりと足首を回してはふくらはぎを優しくさすった。「足が動くイメージを強く持つ──祈るんじゃない」と、膝から下を前後させる。血管の血の流れ──神経から筋肉へ──、そして重心移動まで──。ただ動かすのではなく、常にイメージを持って運動することが大事だという。

「これでも最初は、膝から下に全く力が入らなかったの。だけど、ここまで回復させたのよ──」。そう話すヒナコの言葉に耳を傾けながら、「そうか!エライな!頑張ったな」と明はマッサージを続ける。その手はすでに泥だらけ。それでも明は、マッサージを続ける。その姿を見て、ヒナコは思った。“佐藤明”という人物は、どんな生い立ちで、どんな人生を歩んできたのかと──。

…と、そこへ。「えっちゃん!待ちなさいッ!!」。親子と思しき2人が、何やら忙しなく通り過ぎていく。息子を止めようと追いかける母親。その声に耳も貸さない息子──。明の手が、ふと止まる。見えたのは、オクトパスで働くデザイナー・貝沼悦司だった。

明のマッサージを受けるヒナコ 出会った当初こそ警戒していた彼女も、徐々に心を開いていく

──…夜、貝沼はひとり、目の前の“写真集”に向かって包丁を振り下ろしていた。何度も…何度も…。表紙を飾る笑顔の岬に向かって刃を突き立てる。「いつから…? どこで間違えた…? なんで? どうしてこうなった?」。自分のせいではない…、お前さえいなければ…、そんな貝沼の叫びは、彼を盗聴していた太平興信所の鈴木の耳に届く。「なんでも人のせい──かァ…。ストーカーの見本市だな」

全て、宇津帆の計画だった。貝沼が岬のストーカーであることを知った宇津帆は、その証拠を握ると共に、彼と彼の母親に示談を持ちかけた。未来ある若者を救いたい、世間体を考えて…そんな奇綺麗(きれい)事を並べながら、“今回の件”を水に流す代わりにと、6,000万円もの大金を要求したのだ。

「もしもし、宇津帆さん──。例の“ニワトリ”、壊れちまったな、アリャ〜。ミサキをヤってやるって…」
「まぁミサキをヤるならヤらせりゃいい──。その後、“行方不明”になる方が自然だしドラマチックだ──。 …ただし、サツに捕まる前に貝沼をさらってくれよ〜?」

──翌日、オクトパスに出社した貝沼が、今度は本物の岬めがけて包丁を振りかざすこととなる。

世の中、間違ってる。誰かが正さなきゃ…そんなことを思いながら貝沼は岬に刃を向ける
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