普通科のマンガ部員がマンガ学科の生徒と対決 ひたむきな姿勢に所ジョージも感心

2024.8.29 09:45

8月28日放送の『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』では、漫画家を目指す高校生に密着。普通科に通いながらマンガ部で腕を磨く生徒の奮闘に迫った。

『1年たったらこうなりましたの旅 漫画家編』で密着しているのは、公立高校では唯一となる“マンガ学科”を設立した熊本県立高森高等学校。マンガ学科では現役の漫画家や編集者から直接指導を受けることができる、まさに英才教育の場になっている。そしてマンガ学科の延長上にあるのが、マンガ学科の生徒が全員入部しているという部活動のマンガ部だ。

このマンガ部では毎月『月例賞』という部員向けのマンガ賞を開催しており、生徒同士で切磋琢磨している。7月下旬、この月例賞に作品を提出していたのが1年生部員・坂田さん。実は彼はマンガ学科ではなく普通科の生徒。英才教育を受けるべく全国から志願者が殺到しているというマンガ学科には、惜しくも入学できなかったものの「普通科で頑張って見返してやろう!と思って」と、彼は普通科に入学し、マンガ部の門を叩(たた)いたのだ。

彼の目標は、高校生のうちにデビューすること。「デビューして見返してやろうと思う」「自分を普通科に落としたヤツらを全員見返してやる!」と熱く語る彼の勢いに、周囲のマンガ学科の生徒たちからは思わず「コワい!」「ビビるんだけど!」「ちょっとびっくりした!」と戸惑いの声が上がっていた。

ある日、マンガ部にやってきたのは『学研まんがでよくわかるシリーズ』などの作者であるプロの漫画家の山口育孝先生。高森高校でマンガを教えるためにわざわざ高校の近くに移住してきたというほど、この学校での指導に思いを寄せてくれている先生だ。この日山口先生は、坂田さんのような普通科のマンガ部員向けに、マンガ学科で教えた内容をかいつまんで指導してくれていた。マンガ学科の生徒と違い、普通科の生徒がマンガを学べるのはこのときだけとあって、彼らの表情も真剣そのものだ。

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