ヒロミ「すごーい!ちょっと亜久里さん行かしてよ」と大興奮 元F1レーサー鈴木亜久里の“宙に浮かぶ”別荘がテレビ初公開

2024.8.29 09:15
元F1レーサー・鈴木亜久里

ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が8月24日に放送。元F1レーサー・鈴木亜久里所有の全部屋オーシャンビューの別荘に、スタッフが足を運んだ。鈴木は約7年ぶりのテレビ出演、別荘はテレビ初公開だ。

道ゆく人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。神奈川県・三崎口で声をかけたのは、車好きの人々が集うカフェの顧問・山口三郎さん。山口さんはヒロミとも付き合いがあり、1999年のある番組企画でヒロミがジェットスキーでミシシッピ川を横断した際にモーターグライダーでその模様を空撮していたという。

山口さんが、神として名前をあげたのは元F1レーサーの鈴木亜久里。鈴木は、鈴鹿サーキットで開催された1990年日本グランプリで、アジア人ドライバーとして初の表彰台を勝ち取った。その後の活躍ぶりは凄まじくCMやバラエティ番組に加え、自身の名前のついたゲームソフトが発売されるほどで、推定最高年収は約10億円にも及んだ。(番組調べ)

スタッフが訪れた横須賀市佐島(通称:南葉山)にある鈴木の別荘は、崖の上にあり家の半分がせり出している造りとなっている。まるで宙に浮かぶような大パノラマの家だ。優雅で見晴らしのいい別荘にヒロミも「すごーい!ちょっと亜久里さん行かしてよ」と興奮するほど。

ちなみに、この場所に別荘が建っているのは、海が一望できる場所に鈴木がこだわったからであり、モダンリビングアワード2006年・銀賞を受賞の一級建築士・石原祥行によって設計されており、重心を左寄りにし、軽くて薄い素材を使用することで実現。それでも、崖ということもあって土台作りに時間がかかり、鈴木いわく「国立競技場が出来るのと同じくらい時間かかった」と話した。

他にもこの別荘には、石原ならでは神業が施されている。リビングのソファーに腰掛けながら海を一望できるように、ベランダの柵は視界をさえぎらない細いワイヤーを採用。

そんな海を一望できるリビングは、鈴木のこだわりで一面真っ白。これに関して鈴木は「家具だとか、物で色を変えられるから」と言い「白いキャンバスだったら中の色で変えられるけど、最初にキャンバスに色がついちゃってると違う色つけるのに大変になるじゃん。だから白にした」と付け加えた。その一方で、別荘で実際過ごしてみると「まぶしい」と明かし、笑いを誘った。

リビングで一際目を引くのが、自身のレーシングチームのスポンサーであるFRANCK MULLER (フランクミュラー)特注の絵だ。また還暦のお祝いでもらったという腕時計型の置き時計やクッションなど、部屋中フランクミュラーだらけ。そのほか、ドイツの高級家具メーカーKOINOR FRANCIS(コイノール フランシス)のオーダーメイドソファーや、ブラインドをおろしプロジェクターを投影することで、130インチの巨大シアターに変身するなど、数々のこだわりが見られる。

元F1レーサー・鈴木亜久里

リビングにあるものの中で、鈴木の一番の宝物はYAMAHA RD05Aのバイクで、リビングにオブジェとして置かれている。「昔は70万円くらいのバイクだったけどね、今は高いね」と話すほどで、1967年に製造されて今では約300万円(番組調べ)の値がつく。

キッチンは石原の手によって、生活感が出ないよう隠せる収納になっており、また、どの部屋からも海が見えるように設計されている。他の部屋と同じように絶景が見渡せるお風呂場に足を踏み入れ「スッケスケじゃないですか?」と驚くスタッフに鈴木は「ほとんど使わない。お湯ためるのに時間かかるし」と笑いながら語った。

南葉山に別荘を建てた理由については「船買って、歩いてこられるところに家が欲しいな」と思っていたところ、この場所を見つけたという鈴木。「本当に歩いて何十秒かで船まで行って帰って来られるし」と話すと、スタッフをクルーザーに案内し、そのまま鈴木の運転で相模湾を海上ドライブすることに。さすがに時速340kmで走っていたレースの時ほどではないものの35ノット(時速約65km)で海上を飛ばす鈴木に、スタッフもビビり気味。これにはヒロミも「F1ドライバーってこうなっちゃうのよ。…海の35ノット、速いからね」と解説していた。

元F1レーサー・鈴木亜久里

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写真提供:(C)日テレ

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