「最悪の結末すぎる…」冒頭10分で視聴者悲鳴『降り積もれ孤独な死よ』第7話

2024.8.22 19:15

8月18日に日本テレビ系日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』の第7話が放送された。原作は、講談社「マガジンポケット」で連載中の漫画『降り積もれ孤独な死よ』(原作・井龍一、漫画・伊藤翔太)。過去と現在、2つの事件の謎が幾重にも積み重なり、予測不能な結末へと誘うスリリングなヒューマンサスペンス。本ドラマでは未完の原作を元にオリジナルの要素も交えたストーリーを展開する。


(※以下、ネタバレを含みます)

2017年、灰川邸事件の真犯人である鈴木潤(佐藤大樹)に監禁されていた、瀧本蒼佑(萩原利久)と蓮水花音(吉川愛)を助けに来た冴木仁(成田凌)。怒りから一心不乱に鈴木を殴り続ける冴木だが、そんな冴木から銃を奪った鈴木は、冴木に向かって発砲。しかし冴木をかばって飛び込んできた蒼佑が撃たれ、そのまま命を落としてしまう。

『降り積もれ孤独な死よ』に出演した萩原利久ら
鈴木に撃たれ帰らぬ人となった蒼佑

その場を逃げ出した鈴木は、やって来た五味明日香(黒木メイサ)ら刑事たちに包囲される。すると刑事たちの背後に、父である灰川十三(小日向文世)の幻影を見る鈴木。父への思慕が思い出され、花音の「守るため。それは愛でしょ」という言葉が頭の中に響く。「だったら、何のために。何のために僕は今まで…、父さん」そうつぶやくと、鈴木は自身の頭に引き金を引き、自殺した。

『降り積もれ孤独な死よ』に出演した佐藤大樹
自身に向けて引き金を引く鈴木

放送開始からわずか10分での怒涛(どとう)の展開にSNSでは、「開始10分で涙が止まらない。なんでこうなっちゃうんだよ…」「最悪の結末すぎる。まだ開始10分なのに…」「蒼佑と鈴木、一度に失った視聴者は悲しすぎてます!」など、悲痛の声が多くあがっていた。

警察に辞表を出した冴木は、再び子どもを虐待している家を訪れ、以前行っていた暴行をするつもりでいたが、そこで蒼佑からの留守番電話を聞く。「これから先、もし何かあっても2人で一緒にやり直そうな、兄貴」そのメッセージを聞いた冴木は、連続暴行事件の犯人として、自首をするのだった。

『降り積もれ孤独な死よ』に出演した萩原利久
蒼佑の言葉が冴木を自首に導いた

2024年、灰川邸事件の生き残りである沖島マヤ(仲万美)が何者かに殺害される事件が起きる。灰川邸事件との関連を探る五味は、記者の森燈子(山下美月)に話を聞くことに。このことがきっかけとなり、五味は冴木と再会する。五味の頼みで、森と一緒に行方不明の少女を探すことになる冴木。調べて行くうちに、少女と花音との関連性を疑うようになる。

『降り積もれ孤独な死よ』に出演した成田凌
蒼佑の墓を訪れる冴木

蒼佑の墓参りに訪れた冴木は、そこで花音と再会。そんな中、灰川邸近くの山中で、白骨死体が発見されたのだった-。

花音と失踪した少女との関係にSNSでは、「花音のあやしい動き…冴木は真実に辿(たど)り着けるか…新章突入ですね」「蓮水さんは灰川の遺志を引き継いでるのかな」「蓮水さん怪しい…」「マヤ殺人と、月島美来失踪はどのように繋(つな)がるのか?」など、今後の花音の動きに注目が集まっていた。

8月25日放送の第8話では、花音と再会した冴木が思わず「あなたは、何をしたんですか……?」と問いかける。マヤが殺害されたことや、美来という少女が行方不明になっていること。そのどちらにも花音の関与が疑われているからだった。ところが、花音は「もう、冴木さんを巻き込むつもりはありません」と言って、去ってしまい…。

同じ頃、灰川邸のそばで白骨化した遺体が発見された。森は、これが美来ではないかと心配する。さらに、遺体が見つかった場所では、数日前に花音が目撃されていたことが判明し……!?後日。冴木と森は、悟(松本怜生)から話を聞いていた。悟は「健流(杢代和人)が、家族をバラバラにした」と言い、灰川邸での出来事について語り出す。健流の過去が明らかになる中、灰川邸事件の生き残りの“ある人物”に危機が迫っていて―

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写真提供:(C)井龍一・伊藤翔太/講談社(C)ytv

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