“コーヒーの神様”が夏におススメ・3種のアイスコーヒーを伝授 ヒロミも「家ではコレしか飲みません」と大満足

ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー！マイゴッド！私だけの神様、教えます』が8月17日に放送。“コーヒーの神様”が夏にぴったりのコーヒーを紹介した。

街行く人に聞いた神様のような人を直接掘り下げていくこの番組。今回はこれまでに登場した“神様”から、新たな“神技”を教えてもらう回となった。

普通のコーヒーを淹（い）れ方ひとつで超おいしいコーヒーに変えてしまう“コーヒーの神様”こと粕谷哲さんは、夏に飲むのにぴったりな“氷出しコーヒー”を紹介した。フィルターをセットした上にコーヒー豆を入れ、その上に豆の10倍の量の氷を乗せ、少量の水を注いで湿らせ、あとはじっくり待つだけという、なんとも簡単な作り方。氷が溶けきるまで待つことになるので一晩かかることになるが、0℃に近い水でゆっくりと出していくため、「質感が“片栗粉飲んでるんじゃないの？”っていうぐらいトロっと」するのだという。

ヒロミと小泉も事前に粕谷さんが用意してくれた氷出しコーヒーを飲んでみることに。一口飲んで2人は「お酒っぽい」「トロっとした感じ」「舌にまつわりつくというか…」と、これまでのコーヒーで感じたことのない感覚を楽しんでいた。

続いて粕谷さんは“スパークリングコーヒー”も紹介。コーヒーに炭酸を加えたものはたびたび商品化されているが、この“スパークリングコーヒー”は粕谷さんのお店でも出しているという「世界で唯一おいしい炭酸コーヒー」と胸を張る。

サーバーの中にきび糖（もしくは黒糖）を30g入れ、その上にセットしたドリッパーにコーヒー豆を30g、そこにお湯を注いで90gのコーヒーを出していく。ここで小泉は「リンスしないんですね？」と質問。“リンス”とはドリッパーにセットしたフィルターにそのままお湯をかける湯通しのこと。フィルターのニオイなどが落ちるため、狙った通りのコーヒーの味を出すことができるテクニックとして前回出演時に紹介したものだが、今回は「しなくてもいい」という。だがヒロミは「アレをやりたいんですよ」といい、「リンスをやってる感じが、“やってる感”を…」「1個手間を増やすっていうのが大事なんですよ」と“プロっぽい仕草”をしたいと熱弁をふるう。

粕谷さんも「確かに」と納得すると、きび糖をコーヒーで溶かすためにサーバーを揺らしたり、コーヒーを出している間にドリッパーに顔を近づけてニオイを嗅いだり、コーヒーに絞ったライムをそのまま投入したりと、“プロ”のように見えるテクニックを次々と披露した。

こうして出した濃い目のコーヒーに炭酸水を注ぎ、ライムを添えて“スパークリングコーヒー”が完成。「ウマい！」「なんだこれ！」「リゾート行きましたね！」と、ヒロミも小泉もその味わいを大絶賛していた。

最後は一般的なインスタントコーヒーを使ったアレンジを紹介。ここで粕谷さんは「僕、家だとインスタントしか飲まないし…」とまさかの告白。すぐさまヒロミは「そこ一番問題だよ！」と突っ込むも、粕谷さんは「家で（コーヒー）淹れるってなくないですか？」と、笑いながら世界一のバリスタらしからぬ発言をしていた。

アレンジ方法とは、いつも通りインスタントコーヒー2gに140gの水を注いでコーヒーを作り、あとはここにティースプーン2杯分のマーマレードを混ぜるだけ。粕谷さんは「コーヒーに柑橘系が合う」「高いコーヒーでやっちゃダメなんですよね。コーヒーの風味が消されちゃうので」と、インスタントコーヒーをあえて使う理由も教えてくれた。試飲したヒロミは「これはこれでアリ」と納得の表情を浮かべ「家ではコレしか飲みません」と話していた。

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写真提供：（C）日テレ