多摩川に生息するキツネの“ヨーコちゃん”に家族が! 38日間の密着ドキュメントに国分が大興奮『新宿DASH』

2024.8.13 09:15

TOKIOの国分太一が11日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』に出演。東京・多摩川の河川敷で見つけた、キツネの“ヨーコちゃん”の生態に密着した。

前回、国分たちが見つけたキツネは、正式名称“ホンドキツネ”。江戸時代は人に悪さをする妖怪“妖狐(ようこ)”に例えられるほど身近な存在だったが、戦後の開発により緑が失われると激減。環境省の調査によれば、東京・神奈川の都市部では30年前に絶滅したという。だが、再び姿を現したメスのキツネ、“ヨーコちゃん”がオスに出会い、子どもを産んでいれば命はつながっていくはず。そこで河川敷にカメラを仕掛け、ヨーコちゃんファミリーを捜索することに。

同行したのは麻布大学・獣医学部の塚田英晴教授と、同学部の野生動物研究室の学生たち。キツネ研究の第一人者である塚田教授いわく、キツネは大都市でも緑さえあれば生きていけるそうで、多摩川下流でキツネが繁殖していれば、それがキッカケとなり生息図が塗り替えられるかもしれないという。前回の調査では、41日間カメラを仕掛け、ヨーコちゃんが映ったのは1度だけ。わずか24秒間だった。今回は8台のカメラを38日間仕掛け、撮影されていた動画を時系列に編集。するとそこには驚きの映像が…

夜間、定点カメラに映った、ヨーコちゃん(左)と2匹の子ギツネ(右)
夜間、定点カメラに映った、ヨーコちゃん(左)と2匹の子ギツネ(右)

カメラが捉えていたのは2匹の子ギツネ。国分はさっそく、白い尻尾のメスを“シロちゃん”、黒い尻尾のオスを“クロちゃん”と名付けた。大きさはヨーコちゃんの2分の1程度で、生後1か月半ほどだという。映像には子ギツネが遊ぶ様子や、母のヨーコちゃんがエサの探し方を教える場面などが捉えられていた。さらに映像を進めると、大人のオスの姿も。巣穴の警備やエサ集めをしている様子から、子ギツネたちの父親らしい。国分は“トーちゃん”と名付けた。哺乳類の中でオスが子育てに参加するのは、人間、タヌキ、キツネだけだという。

さらに映像には、ヨーコちゃんとは別の、大人のメスの姿も。国分は「三角関係ってことはない?」と訝(いぶか)しむが、どうやら双子の子ギツネたちのお姉ちゃんのようだ。尻尾がボサボサなので“ボッサー”と呼ぶことに。映像には、ボッサーお姉ちゃんが弟を叱っていると思われる場面も。

38日間の撮影の間にも、ぐんぐん成長し、体が大きくなっている子ギツネたち。巣立ちも近そうな双子ちゃんの姿に、国分は感慨深い様子だった。

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写真提供(C)日テレ

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