カズレーザー 驚きの美容&老化防止効果!タコ・イカを使った、この夏試したい最強レシピ

2024.8.7 11:35
カズレーザーの写真

カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が6日に放送された。今回は『タコとイカの新事実』というテーマ。知性、フィジカル、美容成分、3つの項目でそれぞれ徹底的に分析した。美容成分パートでは、タコ・イカがもたらす驚きの若返り・美容効果、そして効果的に栄養を摂取できる料理が紹介された。
 
まずはタコからだが、タコには持久力を向上させるアスパラギン酸、免疫力を向上させる亜鉛、そして疲労回復の効果があるとされるタウリンが含まれるという。特にタウリンは、最新の研究から、老化細胞の増加スピードを遅らせる効果も期待されている。マウスを使った実験では、タウリンを含むエサを与えられていた個体が、人間でいうと7~8年、寿命が延びたという結果が報告されたのだという。タウリンは魚介類に多く含まれており、特にタコには100g中593mgと、多くの量が含まれる。疲労回復効果もあることから、夏バテ予防にも効果的と紹介された。
 

琉球大学理学部 海洋自然科学科 生物系 教授 池田譲氏
琉球大学理学部 海洋自然科学科 生物系 教授 池田譲氏

そんなタコをおいしく食べられるように、番組おなじみの専門家も登場。さまざまな健康レシピを提案している、広島大学医学部の堤理恵氏が、今回も自宅で簡単に作れるレシピを監修。タコを使ってタウリンを効率的に摂取できる簡単最強メニューとして、『タコの炊き込みご飯』が紹介された。タウリンは水に溶けだす性質があるため、その分も逃さず摂取できるのだという。さらに、ビタミンEを含み、肌の老化防止効果が期待されるコーンなど、他の健康食材も加えられており、炊飯器一つで完結するため、作るのも簡単とのこと。

<番組で紹介された『タコの炊き込みご飯』の材料(4人前)>
米 2合
タコ(ボイル )150g
にんじん 100g
枝豆 50g
しょうが 20g
コーン 30g
めんつゆ(2倍濃縮) 大さじ4
ごま油 大さじ1

ネギ/大葉
 

慶應義塾大学 自然科学研究教育センター 法学部 生物学教室 助教 杉本親要氏
慶應義塾大学 自然科学研究教育センター 法学部 生物学教室 助教 杉本親要氏

続いてイカだが、強い抗酸化作用を持つビタミンE、皮膚を健康に保つ働きのあるナイアシン、皮部分には、肌のキメ・ハリに重要とされる、コラーゲンが多く含まれるという。またイカ墨には、古くから産後の回復や月経不順に効果的とされ、沖縄県では今でも『イカスミ汁』という郷土料理が存在している。科学的にもその健康効果は認められており、イカ墨が更年期障害による体重増加や骨量減少を緩和することが判明しているのだそう。
 
そこで先ほどと同様、堤氏が監修したメニューは、『イカ墨ブイヤベース』。イカをたっぷり使ったスープは、夏バテしがちな今の季節にもピッタリだ。調理する際のポイントは、イカに含まれるコラーゲンが皮に多いことから、皮を剥かないこと。また生のイカ墨が手に入らない場合は、ペーストタイプを使用してもOKだという。ビタミンCや鉄分を一緒に摂取すると、コラーゲンの吸収効率がアップするため、アサリも一緒に煮込むレシピが紹介された。

<番組で紹介された『イカ墨ブイヤベース』の材料(2人前)>
イカ 1杯(200g程度)
有頭エビ 4尾
アサリ 100g
タマネギ 1/2個
唐辛子 1本
ニンニク 20g
*お好みでセロリ1本、ニンジン1/3本入れても
ホールトマト缶詰 1缶
白ワイン 50cc
オリーブオイル、パセリ
イカ墨 大さじ1
 

番組で“味覚の鬼”であり“栄養の鬼”といわれる 広島大学医学部 堤理恵氏
番組で“味覚の鬼”であり“栄養の鬼”といわれる 広島大学医学部 堤理恵氏

新知識と共に、タコ・イカを使った料理も紹介された今回。講義が終わるとカズレーザーは、「今日この後どうしようかな。タコとワインでいくか、イカと日本酒でいくか」とたまらずコメント。「めっちゃお腹なってます!」と言って、スタジオの笑いを誘った。

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写真提供:(C)日テレ

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