俳優・板垣李光人 パリを訪れファッションラバーとして…絵を描くアーティストとして…哲学的な姿を見せる

2024.8.3 12:45
エッフェル塔と板垣李光人

8月3日よる11時から放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』のゲストは、俳優の板垣李光人(いたがき りひと)。芸術の刺激をもたらす憧れの地・パリを巡りながら、アーティスティックな素顔を見せた。

「絶対1日1個は食べないと気が済まない」と言って最初に訪れたのは、大好物のアイスがお目当ての老舗ジェラート屋『ベルティヨン』。おいしそうなアイスが運ばれてくるが…、「本当塩キャラメル食べてる感じがすごい」「特に言うことは無いです」とクールにもくもくと食べ続ける。俳優として芝居で感情を発露する分、普段は喜怒哀楽を表に出さない。

板垣が初めてパリを訪れたのは1年前。世界的ファッションブランド『LOEWE』のコレクションに招待されたことがきっかけ。「ファッションラバーとしての聖地でもありますし」と興奮気味に語る板垣。実は、ファッションをこよなく愛する男であり、今回も『LOEWE』の招待を受けてパリコレクションに参加。舞台衣装などの普段着ない服も買っていると言い、総合芸術としてのファッションの魅力を語り尽くす。

凱旋門と板垣李光人

そして次に来たのはフランスを代表する名所『凱旋門』。大河ドラマに出演した際、この場所で撮影するはずだったが、コロナ禍でグリーンバック撮影になった。本来なら凱旋門の上からパリを眺める予定だった。「あの場所で、ちゃんと見たいなと思って」と訪れた。

演じた役と同じ景色を見ながら「彼と同じ景色を見てたんだなと思うと感慨深いですね」と景色をかみ締める。実在の人物を演じる上での板垣のこだわり、それは「プロデューサー、監督よりも愛してあげる」「実在した方を演じる時は、そういう方々のお墓であったりとか、残ってる場所に行ってごあいさつする」と、彼なりの礼儀を尽くすこと。そうやって作品にストイックに向き合ってきた。

リヴォリ59

一方で、幼い頃から絵を描くことが好きだったと言い、これまでもデジタルアート作品をいくつも発表してきた。向かったのは共同アトリエ兼ギャラリーアパート『リヴォリ59』。アーティストと、自分自身との追求について語り合う。そんな板垣が現在向き合っているアートのテーマは『渇愛(かつあい)』。「喉がかわいて水を求めるように、愛っていうのもどんどんかわいて、飲んでかわいて求めてを繰り返していく」と哲学的に語る彼から、その人生観が垣間見える。

『アナザースカイ』
今夜11時から日本テレビ系にて放送。

写真提供:(C)日テレ

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