『トイ・ストーリー2』前作でやりたくとも出来ず…ようやく実現した、面白いアニメの効果とは…!?

2024.8.2 10:30

日本テレビ系金曜ロードショーと、entaxがコラボレーション。金曜ロードショーのここでしか聞けない“とっておき情報”を紹介する。

金曜ロードショーでは3週連続で“ディズニー&ピクサー作品”を放送。最終週となる8月2日は、世界中で愛される大ヒットシリーズの第2作『トイ・ストーリー2』が登場。

悪徳おもちゃ屋に誘拐され、日本の博物館に高値で売り飛ばされる事になってしまったウッディを救うため、バズと仲間たちが、外の世界に飛び出すが…。おもちゃにとっての本当の幸せとはいったい何なのか?勇気と友情の物語が繰り広げられる…!

前作『トイ・ストーリー』の大ヒットをうけて作られた本作。メイン・キャラクターたちは表面的には前作と同じように見えなければならなかったが、構造的には倍くらい複雑になっている。
とはいえ、アニメーターにとっては、新たなツールの開発によりコントロールはしやすくなったとのこと。

ウッディは前作と変わらずに、格子縞(こうしじま)のシャツとブーツをいつも身につけているが、クローズ・アップを見ると、これまでに見られなかった服の微妙な感じや織り目も描かれているので、そちらにも注目だ。

ちなみに前作でスタッフがやりたかったものの、実現せず、本作で行われた面白い効果があるという。それは、空気中に漂うダスト・バニー(塵)。塵(ちり)は微粒子の集まりだが、400~500万ものショット内に収まっているため、製作には大変な時間がかかったそうだ。

番組の後半には、歴代のディズニー&ピクサー作品の中から視聴者が選んだ名シーンを放送。こちらも見逃せない内容になっている。

【ストーリー】
アンディ(北尾亘)がウッディ(唐沢寿明)を連れてカウボーイキャンプに行く日…なんと腕が破れてしまいウッディは留守番することに。声が出なくなったペンギンの人形・ウィージー(佐古正人)と共にお互いを慰め合っていたところ、ウィージーが不用品バザーに出品されることに。助けに向かったウッディだったが、偶然通りがかった男・アル(樋浦勉)に連れ去られてしまう!バズ(所ジョージ)と仲間たちは、ウッディを盗んだ男はおもちゃ屋の店主だと気づき、家を飛び出しアルのお店を目指す。

一方、アルの自宅に着いたウッディは、カウガール人形のジェシー(日下由美)と炭鉱夫のプロスペクター(小林修)、馬のブルズアイと出会う。プロスペクターから、ウッディが昔のテレビ番組の人気者だったこと、そして今は超プレミアの激レア人形だと知らされる。4体セットで日本のおもちゃ博物館に売られることを知ったウッディはアンディのもとへ帰りたいと日本行きを拒否する。しかし、昔持ち主に捨てられたジェシーが、おもちゃ博物館のほうが幸せだとウッディを説得。いつか大人になったアンディに自分も捨てられてしまうのでは…と考えたウッディは心が揺れ動き…。

『トイ・ストーリー2』(2000)
監督:ジョン・ラセター
共同監督:アッシュ・ブラノン, リー・アンクリッチ
製作:ヘレン・プロトキン, カレン・ロバート・ジャクソン
製作総指揮:サラ・マッカーサー
原案:ジョン・ラセター, ピート・ドクター, アッシュ・ブラノン, アンドリュー・スタントン
脚本:リタ・シャオ, アンドリュー・スタントン, ジョー・ランフト, ダグ・チャンバリン, クリス・ウェッブ
作曲:ランディ・ニューマン
テクニカル監修:ギャリン・サスマン
音楽製作総指揮:クリス・モンタン

声の出演、()内は英語版
バズ・ライトイヤー:所ジョージ(ティム・アレン)
ウッディ:唐沢寿明(トム・ハンクス)
ジェシー:日下由美(ジョーン・キューザック)
プロスペクター:小林修(ケルシー・グラマー)
ミスター・ポテトヘッド:名古屋章(ドン・リックルズ)
スリンキー・ドッグ:永井一郎(ジム・ヴァーニー)
レックス:三ツ矢雄二(ウォーレス・ショーン)
ハム:大塚周夫(ジョン・ラッツェンバーガー)
ボー・ピープ:戸田恵子(アニー・ポッツ)
アル・マクウィギン:樋浦勉(ウェイン・ナイト)
アンディ:北尾亘(ジョン・モリス)
ミセス・ポテトヘッド:楠トシエ(エステル・ハリス)
ウィージー:佐古正人(ジョー・ランフト)

写真提供:(C)日テレ

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