スケボー五輪2連覇!堀米雄斗選手がZIP!に生出演 スタジオの斉藤慎二からの、“ポケモン”キャラクター『カビゴン』に関する質問に絶妙回答

2024.8.1 16:45

【ZIP!×entax】
日本テレビ系 朝の情報番組『ZIP!』に7月31日、パリ五輪スケートボード男子ストリートで金メダルを獲得し東京五輪に続いて2連覇を果たした堀米雄斗(ほりごめゆうと)選手が生出演。東京五輪後の“地獄の3年間”を明かした。またスタジオのジャングルポケット・斉藤慎二とポケットモンスターのキャラクター“カビゴン”について絶妙な掛け合いを見せる場面があった。

現地パリから国際放送センターの日本テレビのスタジオに生中継で登場した堀米選手は、スタジオのドアを開けた直後に手に持っていたスケートボードに乗って用意された席に移動。『ZIP!』のスタジオにいたジャングルポケット・斉藤慎二は思わず「かっこいい!」と一言。

◆東京五輪の時よりも“重さ”を感じた

まず番組総合司会の水卜麻美アナウンサーから「一夜明けた会見で“夢じゃないか”という言葉があったかと記憶してますけど、少し時間が経って現実だな、という実感はありますか?」と尋ねられると「そうですね、夢から覚めたという感覚もありますし、この金メダルを着けた時に東京(五輪)の時よりも“重さ”を感じましたね」とコメント。続けて水卜アナが「重さの違いというのはどこから来てるなというふうに感じられますか?」と問いかけると「東京五輪が終わってから、自分を見失っちゃう時もあったりとかして…」と衝撃的な回答が。

続けて「五輪の予選のほうの大会ではうまくいかないことも続いていて、最後の最後まで五輪のチームに入れるかも分からない状況で…」と五輪代表に決まるまでの苦しかった思いを吐露。そして「でもわずかな、1%の可能性があるっていうことをコーチから教えてもらって、その可能性がある限りはあきらめないで頑張り続けたいと思ったし、それを支えてくれた仲間とか家族とか、サポートしてくれているみんな、ファンのおかげで自分を信じて滑り続けることが出来たので、それが今回の優勝のカギになったのかな、と思います」と(五輪連覇は)家族をはじめ、自身を支えてくれた周りの方々のおかげだと語った。

◆絶望的な状況で迎えたラストトリック

堀米選手スケートボード男子ストリート決勝 写真:新華社/アフロ

続いて競技のVTRを見ながら自身の滑りを振り返り「もう本当に4回目をミスった時には絶望的だったし、最後の1回、本当に今までやってきたこととかを思い出しながら、あと大会中に(選手)みんなの滑り終わった瞬間とか、1回でも合わせられればいいなと思って最後の最後まで調整していって…その感覚が最後の滑りにも出たのかなと思います」「最後のトライはみんなの思いが全部出た一発になったのかなと思っています」と、暫定7位という絶望的な状況から大逆転した、最終5本目のトリックを振り返った。

◆東京五輪で金メダル獲得後の“地獄のような3年間”

そしてトークは再び“東京五輪優勝後の地獄のような3年間”の話題に。水卜アナからの「トップとして迎えた3年間、その辛さというのはどんなところにあったのかあらためて教えてください」との問いかけには「東京(五輪)の時はそこ(金メダル獲得)だけを目指して2年間頑張って来たし、達成したあとに自分がスケートボーダーとしてどうやっていきたいかをすごい考えさせられて。なかなかそれが見つけられなかったし、すごい悩んだ時期だったので。そういう中で大会がうまくいかなかったこともあったし、若い子もすごい追い上げてきている中でメンタル的にもキツイ状況ではあったんですけど」と3年間の辛かった時期を回顧。そして「それを乗り越えられたからこそ、1個上のステージにいけたのかなと思っています」と振り返った。

◆東京とパリ、金メダル獲得の“気持ちの違い”

そして今後のことについては「今回パリで金メダル取った時はもちろんうれしい気持ちはあったんですけど、それと同時にもっと厳しい、険しい道が待っているな、というのはすごい感じていて。(でもスケートボードは)自分の好きなことなので、自分の身体の動く内は突き詰めてやっていきたいです」と今後に向けての気持ちを吐露した。

◆ポケモン『カビゴン』に金メダル?ジャンポケ・斉藤からの質問に“気遣い”

ジャングルポケット・斉藤慎二 写真提供(C)日テレ

続いて、堀米選手といえば東京五輪の金メダルを自宅にあるポケットモンスターのキャラクター、“カビゴン”のぬいぐるみにかけていることが話題に。これまで出場した大会で獲得した多くのメダルをカビゴンの首にかけているようすをSNSなどで伝えてきたが、そのことについてスタジオの斉藤慎二が「違った角度からのお話なんですけども今回のメダルもカビゴンにかけたい、とおっしゃっていましたがカビゴンが大好きなんですか?」と質問。堀米選手は「カビゴン好きっすね。あのチル感(まったりした感じの意)が好きなんですけど」と語りスタジオは爆笑。続けて「(今回の金メダルもカビゴンに)かけることになると思います」とコメント。これに対し斉藤が「僕も体形的にカビゴンに似てると言われるんですけどいかがですかね?」とムチャな問いかけ。水卜アナが「困らせてます!」と言うと、堀米選手は苦笑しながら「いやぁ…似てると思います」と斉藤を気遣うコメント。水卜アナが「優しい!フランスは深夜です!本当にすみません」とフォロー、斉藤も「ありがとうございます!すみません!」とコメントしスタジオは笑いに包まれた。

◆「これからの世代を支えていきたい」

堀米選手 写真:新華社/アフロ

最後に水卜アナからの「朝の番組でお子さんもたくさん見ていると思います。スケートボードの魅力をお子さんにも一言いただけますでしょうか?」とのお願いには「オリンピックは自分の人生を変えてくれた大きなきっかけになっていますし、(スケートボードは)カルチャーのすごい深い部分もあったりするので、そういったところも自分は大好きだからそこも忘れずに伝えていきたいし、これからの世代を支えていきたいです」と語り生出演を締めくくった。

写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ
写真:新華社/アフロ

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