「ど、ど、どういう状況!?」衝撃のラストにSNS騒然 吉川愛も退場か…? 『降り積もれ孤独な死よ』第4話

2024.8.1 12:15
『降り積もれ孤独な死よ』鈴木潤(佐藤大樹)の写真

7月27日に日本テレビ系日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』の第4話が放送された。原作は、講談社「マガジンポケット」で連載中のマンガ『降り積もれ孤独な死よ』(原作・井龍一、漫画・伊藤翔太)。過去と現在、2つの事件の謎が幾重にも積み重なり、予測不能な結末へと誘うスリリングなヒューマンサスペンス。本ドラマでは未完の原作を元にオリジナルの要素も交えたストーリーを展開する。
 
(※以下、ネタバレを含みます)

第3話のラストシーンで、蓮水花音(吉川愛)の自宅玄関に現れた顔に傷のある男…。第4話では、その正体が、かつて灰川邸に住んでいた子供たちの内、唯一、行方が分かっていない人物・神代健流(杢代和人)なのではとの疑いが浮上するが…。
 
2024年、失踪した少女と灰川邸事件の関連を調べている雑誌記者の森燈子(山下美月)。刑事を辞めた冴木仁(成田凌)は、燈子の話を聞いているうちに、花音の「冴木さん、諦めないで…」という言葉がフラッシュバックする。
 

『降り積もれ孤独な死よ』冴木仁(成田凌)と森燈子(山下美月)の写真

時は遡(さかのぼ)り2017年。灰川邸事件を追う刑事時代の冴木は、健流が灰川十三(小日向文世)や共に暮らしていた子供たちを恨んで、13人もの子供たちを殺したのではと考える。花音も健流が自分たちを恨んでいるのは確かかもしれないと、健流について語り出す。成長するにつれ灰川に反抗的な態度をとるようになった健流。花音は、健流が灰川邸を去る直前「灰川には血のつながった本当の子どもがいる」と言っていたことを思い出し、灰川の過去をたどれば、事件の真相につながる手掛かりが得られるのでは?と冴木に伝えるのだった。

『降り積もれ孤独な死よ』神代健流(杢代和人)の写真
健流が“顔に傷のある男”なのか…

杢代和人演じる健流の登場に視聴者からは「やっと動いている健流くん見られた」と喜びの声があがる一方「やっぱり傷の男は健流?」「カッコいいお顔が傷だらけになったとしたら何があったの…」など、傷のある男=健流説が有力に。また花音の“傷のある男が健流かどうか分からない”という言葉に「最後にあったのが6年前だとしても、子どもの時から一緒にすごしてたなら本人かどうか分かりそう」など、花音が嘘をついているのではないかという疑いの声も上がっていた。
 
かつて灰川邸に住んでいた、冴木の腹違いの弟・瀧本蒼佑(萩原利久)から、灰川が過去に口にした「降り積もれ 孤独な死よ 灰の雪だけが知る 君がそこにいたことを」という詩の存在を聞いた冴木は、灰川の故郷を突き止め、花音と共に“蔵土村”へと向かう。

『降り積もれ孤独な死よ』蓮水花音(吉川愛)と冴木仁(成田凌)の写真
花音と共に蔵土村へと訪れる冴木

村の人から話を聞くと、灰川の本名は佐藤創(はじめ)だということがわかる。灰川の父親(駿河太郎)は有名な資産家で、世間体を気にしてか、生まれつき顔に痣のある灰川は、蔵に閉じ込められ虐待を受けていた。灰川の手にある傷は、その父親の虐待によってつけられたもので、傷つけられた当時は“六角形”ではなく“バツ印”であったことも明かされた。
 

『降り積もれ孤独な死よ』佐藤文吾(駿河太郎)の写真
灰川の父・佐藤文吾は息子を虐待していた

父からの虐待を受ける中で、幼かった灰川が唯一心を許したのは犬山秀二(吉村界人)という村に流れ着いてきた男。「降り積もれ 孤独な死よ 灰の雪だけが知る 君がそこにいたことを」という詩も犬山が作ったもので、灰川の手にあるバツ印の傷を、リッカのマークに書き直したのも犬山だった。しかし、そんな犬山を気に入らない灰川の父親は、村中に犬山が犯罪者だというデマを流す。その噂に追い詰められたのか、犬山はある日自ら命を絶ってしまう。大切な存在を失った灰川は、犬山を死に追いやった父親を恨み、めった刺しにして殺していた。
 

『降り積もれ孤独な死よ』犬山秀二(吉村界人)の写真
幼い灰川が唯一心を許した犬山秀二

灰川の壮絶な過去にSNSでは「灰川の過去があまりに壮絶すぎて辛い」「灰川にあんな過去があったなんて…リッカのマークはその過去によってうまれたもの。切ない」という声が続出していた。
 
そしてラストシーンでは、灰川邸で事件について話す冴木、花音、後輩刑事の鈴木潤(佐藤大樹)。そこへ顔に傷のある男がやってきて突然襲いかかって来る。銃で応戦する鈴木だが、男に奪われその銃で花音が男に撃たれてしまうのだった。「ど、ど、どういう状況!?」「花音ちゃん生きてるよね!?」「このまま退場とかやめて!」とまたしてもネット驚がくの展開でラストを迎えた。
 

『降り積もれ孤独な死よ』鈴木潤(佐藤大樹)の写真
傷のある男に襲われる冴木、鈴木、花音

8月3日放送の第5話では、「諦めないでくださいね……何があっても」。“顔に傷がある男”に撃たれた花音は、冴木にこう言い残した後、意識不明の状態に―。冴木は自分のせいだと責任を感じていた。そんな冴木の元に顔を出した五味明日香(黒木メイサ)は、男を追っているがまだ見つかっていないことや、灰川邸事件の捜査が正式に再開されることを告げる。また、男と灰川十三(小日向文世)が共犯の可能性もあることを明かすのだった。さらに五味は、冴木に、「公私混同には気をつけなよ」と忠告。知られざる花音の過去を語りながら、彼女の周りにはずっと死がまとわりついている、と言って……!?そして、冴木や五味は、ある衝撃的な事実にたどり着くことに……!
 

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写真提供:(C)井龍一・伊藤翔太/講談社(C)ytv

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