ジャングルポケット太田がトリオ存続の危機を語る 斉藤のスキャンダルにおたけが「3人で坊主頭にしよう」

お笑いトリオ・ジャングルポケットの太田博久が7月29日放送の『大悟の芸人領収書』に出演。グループ存続の危機を乗り越えたエピソードを語った。

この番組は、大悟が芸人たちの領収書やレシートをエピソードとともに査定。金額に見合う面白さと判断すれば、全額分をキャッシュバックし、さらなる芸の肥やしに使ってもらおうというトークバラエティー。太田が持参したのはメンバーとスタッフで飲んだコーヒー代1,080円の領収書。「ジャングルポケットの危機を乗り越えた日に飲んだ」という。

その危機とは、昨年世間を騒がせた斉藤慎二のスキャンダル。ジャンポケは「不倫的なことがあって、仕事とかも調整しなきゃいけない」事態に陥ったという。そして所属会社から「今後のジャングルポケットについて話しましょう」と呼び出しが。その席で、やめなければいけない番組や、打ち切りになるCMなどの話が出たという。斉藤は責任を感じ「これ以上迷惑かけるなら、俺休むか、ジャンポケを抜ける」と言い出したという。

それを聞き一番「アツく」なったのは、おたけ。「ちょっと待てよ。お前芸人だろ。ピンチはお笑いで乗り切らなきゃダメなんじゃないの？」と、太田も聞いたことがないテンションで主張したのだそうだ。「いいこと言ってるよね」と大悟。おたけはさらに続けて「3人で坊主頭にしよう」と提案。「斉藤だけ坊主頭はちょっとかわいそうすぎるし、俺（おたけ）と太田が坊主頭にすれば、斉藤が“お前らまで坊主頭にしてたら俺がもっと悪く見えるだろ”と可愛げのある立ち振る舞いができるんじゃない？」と説明したという。おたけの言葉にメンバーもマネジャーも「おたけさんのそんなアツい部分初めて見ました！」と感動したという。

ところが、3人の今の仕事などを各所に確認したところ、斉藤と太田は髪型などを変えられないことが判明。マネジャーから「一旦、おたけさんだけ坊主頭にしてもらうことにします」との言葉が。「おたけさんだけこの後5日間休みなので坊主頭にしましょう」と思わぬ展開に。おたけは自分から言い出したことなので、一時は納得したものの、会議の終わりに「これって何で僕だけ坊主頭になるんでしたっけ？」と我に返ったという。

太田が「3人で初めて危機を乗り越えた」というコーヒーの領収書。大悟の下した査定は“承認”。「勉強になった」と感慨深い様子だった。

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写真提供：（C）日テレ