『トイ・ストーリー』人形たちが“人間の俳優のように”演技 アニメーターの撮影秘話とは!?

2024.7.26 12:20

日本テレビ系金曜ロードショーと、entaxがコラボレーション。金曜ロードショーのここでしか聞けない“とっておき情報”を紹介する。

金曜ロードショーでは3週連続で“ディズニー&ピクサー作品”を放送。
第2週の7月26日は、CG を用いて、その後のアニメーションの歴史を変化させることとなった『トイ・ストーリー』が登場。

少年・アンディの1番のお気に入りだった、カウボーイ人形のウッディ。ところが、アンディの誕生日に最新式のスペース・レンジャー、バズ・ライトイヤーが現れ、ウッディの主役の座が奪われそうに…。張り合うウッディとバズだが、ひょんなことからおもちゃへの過激なイタズラが趣味の少年・シドに捕まってしまい大ピンチ!脱出作戦で力を合わせて頑張るうちに、やがて“友情のきずな”が芽生えていく…!

この作品の見どころは、なんといってもアニメーターが命を吹き込んだ個性豊かなキャラクターたち。
「ウッディはただのおもちゃだが、我々の感情を導くという大役を果たさねばならない。これはたいそうな重荷だ。人間の俳優のように、いろんな表情ができなければならない」と語るジョン・ラセター監督。

アニメーターたちは手足の動きがスムーズな俳優、レイ・ボルガー(『オズの魔法使い』のかかし)のビデオや、ウッディ役のトム・ハンクスがセリフを読んでいる所を収めたビデオを参考に、ウッディに合う振り付けを考えていったという。

一方で手間取ったものの、素晴らしい出来となったのが、小さな緑色の兵隊人形たちがアンディの誕生パーティへ偵察に派遣されるシーン。
プラスチックの板に足がくっついたままの兵隊たちの動きをつかむため、実際に履き古した運動靴をベニヤ板に釘(くぎ)で打ち付け、スタッフたちが順番にそれを履いて跳ね回ったのだとか。そのおかげで、足が動かせない時にお尻がどう動くかなどがよく分かったそうだ。

ディズニー&ピクサーのクリエーターたちが生んだ世界初の長編フルCGアニメーション。
カウボーイのウッディと宇宙ヒーローのアクションフィギュア、バズ・ライトイヤーとおもちゃの仲間たちが繰り広げる大冒険にこうご期待!

【ストーリー】
カウボーイ人形・ウッディ(唐沢寿明)は、持ち主のアンディ(市村浩佑)の1番お気に入りのおもちゃ。ところが、アンディの誕生日に最新式のアクション人形、バズ・ライトイヤー(所ジョージ)が現れ、ウッディは主役の座を奪われそうになる…。ご機嫌ななめのウッディがバズにイジワルをしようとしたせいでバズが窓から外に落ちてしまう!
その後、ピザ屋さんに向かうアンディの車の中で再会したウッディとバズは、ケンカをしている間に置き去りにされてしまう…。さらに家に帰ろうとしたウッディとバズが、おもちゃいじめが趣味の少年・シド(堀裕晶)に捕まってしまい…!ウッディは、シドの標的となったバズを助けるため仲間たちに協力を求めるが、ウッディのことを信用しようとせず大ピンチに!!

『トイ・ストーリー』(1995 米)
監督:ジョン・ラセター
製作総指揮:エドウィン・キャットマル, スティーヴ・ジョブス
製作:ラルフ・グッゲンハイム, ボニー・アーノルド
脚本:ジョス・ウィードン, ジョエル・コーエン, アレック・ソコロウ, アンドリュー・スタントン, ジョー・ランフト
原案:ジョン・ラセター, ジョー・ランフト, アンドリュー・スタントン, ピート・ドクター
アート・ディレクター:ラルフ・エッグルストン
作曲:ランディ・ニューマン

声の出演 ()内は英語版
バズ・ライトイヤー:所ジョージ(ティム・アレン)
ウッディ:唐沢寿明(トム・ハンクス)
ミスター・ポテトヘッド:名古屋章(ドン・リックルズ)
スリンキー・ドッグ:永井一郎(ジム・ヴァーニー)
レックス:三ツ矢雄二(ウォーレス・ショーン)
ハム:大塚周夫(ジョン・ラッツェンバーガー)
ボー・ピープ:戸田恵子(アニー・ポッツ)
アンディ:市村浩佑(ジョン・モリス)

写真提供:(C)日テレ

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