松坂桃李、東野圭吾の完全オリジナル作品に「ページをめくる手が止まらなかったです」と絶賛

2024.7.25 19:30

7月24日(水)都内にて、世界最大級のオーディオブック及び音声コンテンツ制作・配信サービスであるAmazonオーディブル(Audible)完全オリジナル・東野圭吾、初のオーディオブック『誰かが私を殺した』の完成披露プレス発表会が行われ、朗読を務めた寺島しのぶ、松坂桃李、逢田梨香子、高橋克典が発表会に登壇した。

累計1400万部を突破した人気のミステリー、加賀恭一郎シリーズの13作目となる最新作『誰かが私を殺した』は、東野圭吾がAudibleのためだけに書き上げた完全オリジナル作品。

原稿を受け取ったときのファーストインプレッションを問われた寺島は「自分の役のところを読んでいると“結構セリフ少ないな”と思っていたら、後からナレーションもやると知って、ト書とセリフの変わり目を自分ひとりでやることになるから、これどうやってやるんだろうって思いながら収録現場に行きました」と最初に原稿を読んだときのことを振り返った。

松坂は「Audiblie用に書き下ろされたこともあって、すごく背景が浮かびやすい感じがしました。登場人物たちがいる場所がより鮮明に脳内に再生されるというか…内容もほんとにおもしろくて、ページをめくる手が止まらなかったです」とコメント。

逢田は「最初に塔子(寺島演じる主人公)が死んでしまうところから始まるんですけど、塔子は語り手として存在し続けるので、塔子と同じ目線に立って、一緒に追体験をできる気持ちになれるような、不思議作品だなと思いました」と作品の印象を語った。

掛け合いなどは少なく1人ずつの収録が多かったことについて松坂は「精一杯皆さんの声を想像しながら声を入れさせていただきました」と語り、MCより「想像でというのは大変でしたか?」と問われると「想像したりとか、妄想したりとかするのは好きなので、結構楽しい時間でした」と笑いながらコメントした。

逢田は「普段の声優業のお芝居を生かしつつなるべく作品の邪魔をしないように、すっと聞かれる方の耳になじむようにお芝居をしたいなと思いながら、演じさせていただきました」と声優業とは一味違った収録だったとコメント。さらに高橋との掛け合いのシーンがあったという逢田は「声優としてのお仕事は必ずしも、お相手の方と一緒にできるわけではないので、今回向かい合いながら一緒にお芝居させていただいたので、すごく貴重な体験でした」と掛け合いのシーンを振り返った。

加賀恭一郎の声を務めた高橋は「やっぱり朗読なんですよね。加賀恭一郎をやるにあたって、ちょっとハードボイルドっぽい雰囲気のキャラを作ったんです。変な間が結構好きで、“んー”って言ってみたり、息の芝居とかは見事に全部カットされました(笑)そういうせめぎ合いもおもしろいなと思いました」と裏話を明かした。

 “生活の中でいつAudibleを聞きたいか”を問いかけると逢田は「寝る前にベッドに入って、目を瞑って聞きたいなと思います。その方がより集中して作品に入り込めるような気がします」と寝る前のベッドと回答。

松坂は「仕事に行く前の移動時間の楽しみにしたいです。1話ずつ聞いていくと、明日の楽しみもできたりするかなって思うんですけど…これほどの極上のミステリーだとちょっと終われない気がしてきました(笑)」と移動時間と回答。

続いて寺島は「車が良いです。密室で静かに全部を聞く。狭い空間に自分を置いて、集中して聞きたいなと思います」と車の中と回答。

最後に高橋は「地方行く時の新幹線とか車とか、知らない景色を見ながら聞いてみたいです。そこに(情景が)浮かんできそうなので」と新幹線の中と回答し、様々なシーンで楽しめるAudibleの魅力を語った。

Audible完全オリジナル・東野圭吾 初のオーディオブック『誰かが私を殺した』独占配信中

©️entax

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