木村昴 14歳でドラえもん・ジャイアン役に抜擢…当時の舞台裏を20年来の“師匠”が明かす

2024.7.22 12:00

声優の木村昴(34)が7月21日放送の『おしゃれクリップ』に出演。自身が“師匠”と慕う声優、関智一との思い出を語った。

14歳で国民的アニメ『ドラえもん』のジャイアン役に抜てきされた木村。番組では木村とドラえもんで約20年間共演している関がVTRで出演し、木村が大抜てきされた裏側を明かした。当時の木村は「ちょっとなまってた」らしく、7歳までドイツで暮らしていた影響によって、発音などに苦労する場面も多かったそう。そんな木村に対し関は特別な思いを抱いており、それまで後輩にアドバイスをすることなどなかった関が「後輩にも自分が学んできたものを伝えないといけないな」と木村にだけは進んで声をかけていたそうだ。

木村にとっても関との出会いは非常に大きかったそうで、木村は「初めて演じるBIGなキャラクターっていうプレッシャーもあって、全然うまくできなかった」という中で、「お手本となってずっと背中を見せてくれたのが関さん」だったと振り返り、「一話の収録の時から、”この人に一生ついていく”って決めて師匠と慕って追いかけ続けた人」と、改めて関に対する敬意をあらわした。

ここでMCの山崎育三郎から「大きな役を引き継ぐ中で、不安やプレッシャーはどう乗り越えていったんですか?」とたずねられた木村は、「怖くなる瞬間が何度かあった」と世間からの厳しい声を浴びながらも「強い風当たりを乗り越えたら、めっちゃかっこいいことになるだろうな」と考え方を切り替えていたことを明かした。逃げ出すという選択肢もあった中で、木村は「褒められるまで続けることが、一番イカしたルート」と感じたことが、現在までの活躍につながっているようだ。

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写真提供:(C)日テレ

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