“海底モンスター”オヒョウで作った133人分の煮付けとザンギ 過去最大級のおいしさに城島も思わずおたけび

2024.7.22 11:10

TOKIOの城島茂、timeleszの松島聡、なにわ男子の藤原丈一郎、Aぇ! groupの草間リチャード敬太が7月21日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』に出演。“海底モンスター”と呼ばれる巨大魚を豪快に料理した。

釣りあげた巨大な魚を絶品料理に仕上げる『DASH巨大食堂』。今回は北海道・根室沖の“海底モンスター”ことオヒョウという魚を調理することとなった。

釣りあげた2匹のオヒョウ

最初のロケでは1匹も釣れなかったものの、その2日後のロケで近藤ディレクターの竿(さお)に見事ヒットしたのが、体長約122センチ、重さ約21kgの巨大なオヒョウ。カレイとよく似た姿をしているが、大きさは一般的なカレイのおよそ100倍にもなる。さらに、ロケにも協力してくれていた釣り名人の吉田さんが、別の日に釣りあげたという体長約172センチ、重さ約50kg、地元の新聞記事にもなるほどの超大物のオヒョウも提供してもらい、この2匹を城島、松島、藤原の3人で料理することに。話し合った結果、大きい方の1匹はカレイの仲間なのでカレイのように丸ごと煮付けにしつつ、もう1匹の方は北海道名物のザンギ風に揚げてみることになった。

通常のカレイと比較したオヒョウ

これまでに数多くの巨大魚をさばいてきた城島が今回のオヒョウにも包丁を入れていく。えらを外し、内臓を取り除いていくが、慣れていない松島と藤原は2人とも思わず顔をそむけてしまっていた。対照的に全く動じることなく淡々とさばいていく城島は手際よく下処理を終え、大きかったオヒョウを3枚におろすことに成功。この時点で1度刺身にして食べてみたが「水分量がめっちゃ多いタイの刺身」「大味」「薄味」と、生食にはあまり向かない様子であることが分かった。

オヒョウの刺身

城島は3枚におろしたオヒョウの切り身に隠し包丁を入れ、その上から大量の塩をふり、余分な水分を抜きつつ味が入りやすくなる“味の道”を作っていく。水っぽい魚の場合は臭みも抜けて一石二鳥になるのだとか。しょう油と酒、ニンニク、ショウガ、さらにコクを出してくれるあみえびを混ぜて作ったタレの中にしっかり水分を拭き取ったオヒョウの切り身を入れ、30分じっくりと漬け込む。これに片栗粉をまぶし、巨大鍋を使って180度の油で3分揚げると、一般的なザンギと比べて100倍の大きさになる“オヒョウのザンギ”の完成。

一方、特大サイズのオヒョウは煮付けを作る時のカレイと同じように表面に切り込みを入れて下ごしらえ。続いて1000人前の料理が作れる巨大鍋に湯を沸かし、大量のかつおぶしと煮干し、シイタケを投入してダシをとる。ここに大量の酒、みりん、24リットルものしょう油、コクを出すための三温糖、さらに臭み消しとして大量の長ネギ、ショウガ、ゴボウを投じて煮付け用のたれが完成。あとは魚を引き上げる時に崩れないよう、真っ白な蒸し布を鍋の上に敷き、その上にオヒョウを丸ごと乗せてたれに浸しつつ、200枚のはぼまい昆布を落とし蓋がわりに乗せ、鍋の上からフタをしてじっくりと煮る。30分後、乗せていた昆布を外し、蒸し布ごと引っ張り上げて、“オヒョウの煮付け”も完成!

オヒョウのザンギ

ネギだれソースを付けたザンギ

3人はさっそくザンギから試食。藤原は豪快にかぶりつくと「…最高!」と一言。「淡白じゃないし、お肉かっていうぐらい身がぎっしり」という感想を聞き、城島と松島も試食すると「うっまーい!」「これおいしいねぇ!」と大喜び。ここで味変用に作っていた梅肉ソースとネギだれソースをつけて食べてみることに。梅肉ソースをつけて食べた松島は「上品!料亭とかのおかずでありそう!」という。一方、ネギだれソースをつけて食べた藤原は一口食べて「んー!めっちゃウマい!」と叫んでいた。城島も「これは…おおん!」と言葉に出来ないほどおいしかったようで「これちょっと、今まで(の巨大食堂)で一番おいしいかも!」と、過去最大級のおいしさだった様子。

オヒョウの煮付け

もう1品の煮付けも、藤原は口に入れた瞬間笑みがこぼれまくり「もう、笑っちゃうぐらいおいしい!」「でかいからこそパサパサするかなと思ったけど全然!めちゃくちゃおいしいです!」と大絶賛。同じく一口食べた城島は思わず「オッヒョ~!」と、オヒョウに引っ掛けた声をあげておいしさを表現。この日ライブのため参加できなかったリチャードも含め、2匹で作った2品で合計133人のお腹を満足させていた。

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写真提供:(C)日テレ

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