ポップでカラフルな“死者の国”で大冒険!『リメンバー・ミー』 陽気でコミカルなガイコツたちを創り出したアイデアとは?

2024.7.19 13:45

日本テレビ系金曜ロードショーと、entaxがコラボレーション。金曜ロードショーのここでしか聞けない“とっておき情報”を紹介する。

金曜ロードショーでは3週連続で“ピクサー作品”を放送。第1週の7月19日は、陽気な「死者の国」が楽しいピクサーの人気作『リメンバー・ミー』を本編ノーカットで放送した。

ミュージシャンを夢見る、ギターの天才少年ミゲルは、家族に内緒で街の音楽コンテストに出場しようとするも、それを知った祖母にギターを壊されてしまう。代わりに霊廟(れいびょう)に飾られていたギターを弾いたとたん、明るくカラフルな「死者の国」へ迷い込んで――。「死者の国」を冒険するミゲルはやがて彼の一族の秘密にたどり着くことに…。

この作品が誕生したのは、2011年にリー・アンクリッチ監督が、メキシコの伝統的な祭礼行事“死者の日”をもとにしたアイデアを思い付いたのがきっかけだったという。物語の舞台を亡くなった人たちが暮らす「死者の国」に設定するというのは、ディズニー/ピクサーがこれまでやったことのないアイデアだった。

そんな「死者の国」に迷い込んだミゲルが出会うのは、先祖のイメルダや相棒となるヘクターなどのガイコツたち。実はガイコツをアニメーションで動かすというのは、難題だったようで…。
「人々を怖がらせることなく、魅力的な存在として描くにはどうすればいいか?」「皮膚や筋肉を使わずに、どうやって個性を引き出すのか?」「人間とは重量もバランスも異なるガイコツの動きを表現する時、従来のアニメーションの原則をどの程度まで破れるものなのか?」などの様々な試練があった。

スタッフたちは頭蓋骨を様々な角度から探究し、多くのテストを重ね新しい表現方法を生み出していったという。こうして、エンターテインメント性豊かで深みのあるガイコツたちは誕生したのだった。

ちなみに、死者の国には“隠れミッキー”のごとく、何千ものガイコツのモチーフがちりばめられてるのだそう。わかりやすいものもあれば、遠くにあったりも…。ぜひそちらにも注目したい。

【ストーリー】
音楽が大好きな男の子ミゲルは伝説のスター、エルネスト・デラクルスのようなミュージシャンになることを夢見ていた。しかしミゲルの家では一族の掟(おきて)で音楽を奏でることも聴くことも禁じられていた。年に一度の先祖の魂を迎えるお祭り“死者の日”に、先祖の写真に、デラクルスのギターが映っているのを発見したミゲル。デラクルスがひいひいおじいちゃんだと確信し、自分の音楽好きに納得する。しかし家族たちは、ミゲルが隠れてギターを練習していたことに大激怒。デラクルスの霊廟に逃げ込んだミゲルは、「死者の国」に迷い込んでしまう!

「死者の国」でミゲルを迎えたのは、イメルダをはじめとする先祖たち。元の世界に戻るには、日の出までに先祖から“許し”を得ること。イメルダは永遠に音楽をあきらめることを条件に、ミゲルに“許し”を与えようとする。しかしミュージシャンになる夢をあきらめきれないミゲルは、その場から逃げ出してしまう。そんな彼の前に現れたのは、陽気だけど孤独なガイコツのヘクター。実は彼も自らの存在が永遠に消えてしまう危機にさらされていた。2人はお互いの願いをかなえるため協力し合うことになるが…。

『リメンバー・ミー』(2017米)
監督:リー・アンクリッチ
共同監督:エイドリアン・モリーナ
製作:ダーラ・K・アンダーソン
製作総指揮:ジョン・ラセター
脚本:エイドリアン・モリーナ、マシュー・アルドリッチ
音楽:マイケル・ジアッキーノ
楽曲:クリステン・アンダーソン=ロペス、 ロバート・ロペス

声の出演 ()は英語版
ミゲル:石橋陽彩(アンソニー・ゴンザレス)
ヘクター:藤木直人(ガエル・ガルシア・ベルナル)
エルネスト・デラクルス:橋本さとし(ベンジャミン・ブラット)
ママ・イメルダ:松雪泰子(アラナ・ユーバック)
おばあちゃん:磯辺万沙子(レニー・ヴィクター)
お父さん:横山だいすけ(ハイメ・カミーユ)
パパ・フリオ:多田野曜平(アルフォンソ・アラウ)
オスカル/フェリペ:佐々木睦(ハーバート・シグエンサ)
事務官:チョー(ガブリエル・イグレシアス)
広場のマリアッチ/グスタヴォ:坂口候一(ロンバルド・ボイアー)
ママ・ココ:大方斐紗子(アナ・オフェリア・ムルギア)
フリーダ・カーロ:渡辺直美(ナタリア・コルドバ=バックリー)

写真提供:(C)日テレ

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