小芝風花が名もなき遺体を家族の元へ…切ない物語に感動の声「命の大切さを伝えてくれる」『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』

2024.7.17 16:45
俳優の小芝風花

7月13日に日本テレビ系土曜ドラマ『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』がスタートし、第1話が放送された。

本作は、『警視庁身元不明人相談室』の三田桜(小芝風花)が月本真(大島優子)とバディを組んで、身元不明の遺体たちを家族や恋人の元に帰すべく奔走する、ありそうでなかった警察エンターテインメント。

(※以下ネタバレ含みます)

“名もなき遺体”の身元を特定し、家族の元に帰すことが仕事の『警視庁身元不明人相談室』に、捜査一課と科捜研の若き両エース・手嶋(阿部亮平)と菜津(柳美稀)が捜査の協力を求めにやって来る。
なんと、都内の中学校にあった人体骨格模型が本物の人骨だったというのだ。
いったいこの人骨は誰なのか―?捜査を進めると、中学校の理科教師で標本マニアの西川(坂本真)が、人間の遺体を標本にしたことを認めた。西川は、動物の死骸を探すために入った奥多摩の山中で、見ず知らずの男性が崖から飛び降りるところを目撃。その遺体を持ち帰って標本にしたが、「殺してはいない」と言う。

身元不明の白骨遺体について調べるが…

桜たちは、白骨遺体がプロバスケットボール選手の富田純也(浅利陽介)であることを突き止めたが、純也の妻・聡美(仁村紗和)に「違います。夫じゃありません」と遺体の引き取りを拒否されてしまう。
家族の死を認めたがらない人はいる—。首を突っ込むのはここまでと上司の利根川(吉田鋼太郎)に桜はクギを刺される。

しかし、納得がいかず、死の真相を探り始める桜と真。すると過去に富田が聡美をかばおうとして骨折し、そのせいで思うようなプレーが出来なくなったことを知る。聡美は責任を感じているようで…。「私が彼の夢を奪ってしまった。もし彼が自殺したなら、私が殺したようなもの。私のところになんか帰りたくないはず……」。

上司の利根川にクギを刺される桜と真

純也を家に帰してあげたい、聡美の止まった時間を動かしてあげたいという桜と真の思いが、無気力な相談室の堀口(戸次重幸)と武藤(半海一晃)の心を動かし、総出で純也の転落現場を捜索することに。すると、純也が1年前に落としたスマホが見つかって—。

そこには純也が最後に撮った、オレンジ色に染まる夕日の写真が残されていた。純也が生前読んでいた雑誌にこの山が『パワースポット』として紹介されていたのだ。
純也は自殺なんかじゃない。このきれいな夕日から、もう一度生きる力をもらおうとしていたに違いない…。しかし不運にも足を滑らせて転落してしまった…。
「きっと彼は、この景色をあなたと見たかったんです。だから夢中になって撮影したんじゃないですか。これからもずっと2人で生きていくために」
桜の言葉に、聡美は涙し、「彼に、会わせてください」と、ようやく全てを受け入れるのだった。

最初は頑なに夫の死を受け入れなかった聡美が、桜たちのおかげで前を向き始めたことにSNSでは「奥さんに亡くなる前の思いが伝わって良かった…」「ちゃんと奥さんの元に戻れて良かったね」「夕日の写真を見て笑顔になる奥さんがとてつもなく辛く切ない…」などの感想が寄せられていた。

ほかにも、1話終了後には様々なドラマの感想が寄せられ、物語の中心となる、桜と真のコンビについては「可愛(かわい)くて掛け合いがコミカルで最高に良い!」「主演コンビの演技から目が離せなかった」「ただただ桜と真のコンビを応援したくなる」などの声が。
そのほか、「悲しさや辛さもあるけど重すぎず未来へつなげるお話だったなぁ」「おもしろかった!!!コミカルな部分も多くて見やすい」「めちゃくちゃ素敵なドラマすぎて咽び泣いたのでほんと、見た方がいい」「ちゃんと命の大切さを伝えてくれる作品」などの感想も見られ、早くも今後の放送に期待が集まっているようだ。

桜と真のバディに注目!

7月20日放送の第2話は—

都内のアパートで見つかった身元不明の遺体……。推定70歳から80歳の男性で、死因はくも膜下出血。身元を示す所持品もなく、わかっているのは『綾部雪雄』という名前だけ。しかし、部屋に残されていたボストンバッグの中には、なんと4000万円もの大金が入っていた……!日雇いの仕事で食いつなぎ、近隣住民との交流もほとんどなかった孤独な男性が、なぜ大金を!?警視庁身元不明人相談室の捜査官・桜と真は、大金の出どころを巡って意見が対立!「何かの犯罪行為で手に入れたお金では?」と疑う真に、桜は「お金は必死に貯めたものだと思う」と猛反発。そんな中、半年前に起きた宝石店強盗事件との接点が見つかって……。

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写真提供:(C)日テレ

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