オリラジ藤森「全部、大悟さんのせい！」　相方・中田敦彦のシンガポール移住のきっかけを“魂の領収書”で糾弾

オリエンタルラジオの藤森慎吾が7月8日放送の『大悟の芸人領収書』に出演。人生の歯車が狂ったきっかけとして、MC・大悟との因縁のエピソードを披露した。

この番組は、大悟がタレントや芸人たちの私生活の領収書やレシートをエピソードとともに査定。金額に見合う面白さと判断すれば、全額分をキャッシュバックし、さらなる芸の肥やしに使ってもらおうという企画。

藤森が「魂の領収書を持ってきました」と大悟に突きつけたのは、飲食代49,573円の領収書。コンビの相方・中田敦彦との焼肉代だというが、この領収書を提出した理由として、藤森は「我々オリエンタルラジオというコンビは、千鳥・大悟さんに狂わされたんです」と絶叫した。

事の発端は2014年、2組が共演していた番組でそれまで「うちの相方・中田敦彦が経験したことのないような、とてつもないイジり方（をされた）」そうで、中田が手入れをしていたあごヒゲについて、大悟に「あのデザインヒゲ、気に入らんなぁ～」などとイジられたという。

一方の大悟は「なんであんなヒゲをデザインしてんねん」と思っていたとした上で、「あっちゃん（中田）がイジられない存在だって知らなかった」と振り返った。この発言に藤森は「あっちゃんなんて絶対にイジっちゃダメですよ。芸能界の鉄の掟（おきて）です。“中田敦彦はイジるべからず！”」とコメントした。

こうしたイジりに中田は、千鳥の2人の芸名についてイジり返すなど反撃したものの、大悟は翌週以降もヒゲだけを指摘し続けたため、ついに中田はヒゲを全てそってしまったそうだ。このエピソードを大悟は覚えており、「ある日あっちゃんが、わしとノブの前に現れて、自分のそったヒゲを指差して、“さぁ千鳥さんどうします？”って（言われた）」と当時を振り返った。この中田の行動に藤森は、「あっちゃん、かっこいい〜！」とお決まりのフレーズでリアクション。

こうした出来事を受けて、藤森は「あっちゃんはひどく傷つきました」と大悟を糾弾。中田の“理論武装”やYouTubeでの活動、シンガポールへの移住も「全部、千鳥大悟さんのせい！」とした。ここで、共演していたフルーツポンチの村上健志も、中田は1年前に出た番組で“色んな芸人さんに憧れている”としながらも「千鳥さんのことだけは絶対に面白いって認められないんで」と言っていたと援護射撃。これを聞いて藤森は、「10年経っても相方の時は止まってるんですよ！」と強く訴えた。

年に数回しか会うことのできなくなった中田との食事代を、そのきっかけとなった大悟に「少しでも悪いという気持ちがあるなら」と請求した藤森だったが、大悟の判定は差し戻しでキャッシュバックならず。これに藤森は「なんで～！」と大絶叫した。

大悟は一連の事件を根に持っている様子の中田に対し、「千鳥のことを面白いと認められないというあっちゃんとは一緒に仕事はしたくありません」と最もなことを言い、これに藤森はガックリと頭を下げた。そして、「笑えるようになったあっちゃんと仕事がしたいよ、という意味」「ヒゲ以外のとこもきれいにしましょ」と発言。このコメントに藤森は「今のイジり、シンガポール（の中田）に届いてますよ！」とツッコミを入れた。

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写真提供：（C）日テレ