“釣り界・期待の新星” 巨大魚釣り女子高校生が東京湾で大流行のドラゴン狩りに挑戦!
2024.7.11 10:157月7日放送の『超無敵クラス』では『超無敵!放課後は別の顔』を放送。今回は、釣り業界注目の高校1年生・山下葵生(あおい)さんに、みつき(宮迫翠月)が密着した。
葵生さんは、最大で年間250日釣りをするという、釣りに青春の全てを捧(ささ)げる“釣りガール”。釣った魚の写真を投稿し、そのサイズの合計で順位を決めるという大手釣り具メーカーDAIAWA主催のフォトダービーでは、一昨年準優勝しており、釣り業界で話題の高校生。
19歳以下を対象にしたこの大会で、今年は暫定4位。「絶対勝ちたい」という葵生さんが優勝を勝ち取るために今回狙うのは、いま東京湾で爆発的ブームの“ドラゴン”。葵生さんいわく、1番大きいと140㎝ほどのサイズになるという“ドラゴン”は、歯が鋭くて、クネクネしていて、顔が怖くて、ワカメっぽい特徴の魚だという。
その“ドラゴン”は、魚を探すレーダーも一瞬で消えてしまうほど神出鬼没で、巨大な体ならではの引きは超強烈。1日に最大40艘(そう)が東京湾にくりだすほど人気のターゲットになっているという。
巨大ドラゴンを釣り上げれば、大会優勝のチャンスも見えてくる!果たして、釣り上げることはできるのか。金沢八景から船に乗って30分ほどで釣りスポットに到着。“ドラゴン狩り”のポイントは疑似餌(ぎじえ)を“生きた小魚のように見せる竿さばき”という葵生さん。レクチャーを終えた葵生さんが一投目で釣り上げたのは、90㎝ほどのタチウオ。スタジオからその大きさに驚きの声が上がる一方、このサイズに葵生さんは「ちょっと小さい」と残念そうにつぶやく。“ドラゴン”とは、120㎝を超えた巨大サイズのタチウオのことだった。
船上の休憩タイムに、料理が得意な葵生さんが振舞ってくれたのは、東京湾のブランド魚“黄金アジ”とアボカドのタルタル。アジを美しい手さばきで叩きにして作った料理を絶賛したみつきは、葵生さんにも一緒に食べようと勧めるが、実は葵生さんは魚が食べられないそう。スタジオでも「魚食べられない人の料理ちゃうで、あれ…」と、驚きの声が上がった。
昼食後も巨大“ドラゴン”を狙い、釣りを再開。すると、葵生さんの竿に強い引きが。釣り上げたのは88㎝のタチウオ。葵生さんは思ったより小さかったことに「悔しい」とつぶやいた。一方、これまで1匹も釣れていなかったみつきの竿にも、ついに引きが。釣り上げたのは小さなフグだったので、海にリリースした。
その後、海の状態が変わったのか、1時間半当たりなし。さらにノーヒット状態が続き、釣り開始からすでに6時間。竿を振り続けたみつきも放心状態に。そしてタチウオが活発な時間を考えると、これがラストチャンスという時間帯を迎えた。
「最後にいきなり釣れたりするんで全然まだチャンスあります」という葵生さんの励ましに、気合を入れなおすみつき。すると、みつきの竿がヒット。必死にリールを巻き、釣り上げたのは…またしても、フグだった。2回目のリリースをして、この日の釣りは終了。
「めっちゃ悔しいです。お父さんの方がデカいの釣ってたのが…」という葵生さん。実は同行していたお父さんは、さりげなく110㎝の“ドラゴン”を釣り上げていた。葵生さんは惜しくも巨大“ドラゴン”は釣れなかったが、ダービーには91㎝のタチウオをエントリーした。
その後、料理店に釣ったタチウオを持ち込み、刺身、唐揚げ、しゃぶしゃぶなどにしてもらった2人。魚が食べられない葵生さんも、絶品料理に舌鼓を打つみつきの顔を見て「うれしいです」と喜んだ。
これからのダービーの目標は、秋の“海大物ダービー”で、160㎝以上のシイラを釣ることだと語る葵生さん。優勝を目指す挑戦はまだまだ続く。
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