第1話から事件の容疑者が確保されSNS騒然!「1話で捕まるの!?」『降り積もれ孤独な死よ』

2024.7.10 17:45

7月7日に読売テレビ・日本テレビ系日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』の第1話が放送された。本作は、過去と現在、2つの事件の謎が幾重にも積み重なり予測不能な結末へと誘うスリリングなヒューマンサスペンス。


(※以下、ネタバレを含みます)

2024年、雑誌記者の森燈子(山下美月)は、若者たちの集まる繁華街で行方不明となった1人の少女を探していた。そんな燈子が訪れたのは警備員の冴木仁(成田凌)の元。「あの事件とつながりがあるかもしれないんです!7年前に灰川邸で起きた殺人事件、冴木さん関わってましたよね?」

少女失踪事件が7年前の灰川邸事件へとつながっていく…

2017年、一軒の人けのない屋敷から13人の子どもの白骨死体が見つかった、通称・灰川邸事件。当時、冴木はその事件を追う刑事だった。事件現場を発見した冴木が凄惨(せいさん)な現場で見つけたのは謎のマーク。SNS上では「冒頭からドキドキさせられた」「こういうの好きだー」「映画みたい」というコメントが寄せられていた。

事件の容疑者は、屋敷の持ち主である灰川十三(小日向文世)。灰川の行方を追う冴木の前に、謎の女性・蓮水花音(吉川愛)が現れる。蓮水はかつて灰川邸に住んでいて、灰川を父と慕っていた。育児放棄を受けていた蓮水は、自分を救ってくれた灰川と6年前まで“本当の家族”のように一緒に暮らしていたという。さらに、屋敷で暮らしていた子どもは全部で19人いたと明かすのだった。蓮水から一緒に暮らしていたという子どもたちの写真を見せられる冴木だが、その中には冴木の腹違いの弟・瀧本蒼佑(萩原利久)の姿があった…。

事件の容疑者、灰川を父と慕う蓮水花音

弟の居場所を探すために、父の再婚相手である義理の母の元を冴木が訪ねると、義母は何かを隠しておびえ逃走する。このシーンで義母役に仙道敦子が登場すると、その変貌ぶりに「お母さん仙道敦子じゃん」「スタッフロールに仙道敦子いてビビった」「え、仙道敦子?!よく見んと気付かんこれ!」など注目の声が集まった。

蒼佑は生きていたが、冴木との間には何かしがらみが…

物語が進むにつれ、少しずつ明らかになっていく事件の謎。灰川邸で見つかった13体の遺体は全て灰川邸で暮らしていた子どもたちのものだった。遺体の身元が分かったことで、生き残った6人も分かり、そのうち5人が事情聴取を受ける。事情徴収を受けた中には、蒼佑もいたが、皆口をそろえて「灰川十三は、犯人ではありません」と言うのだった。

事件を追う冴木と、先輩刑事・五味明日香(黒木メイサ)

そして番組のラストには、事件の容疑者である灰川十三が湖畔にたたずんでいる姿を警官が発見。身柄を確保される。第1話にして、いきなりの容疑者確保の展開にSNSでは「怪しすぎて逆に犯人じゃない?」「1話で捕まるの!?」「小日向さん非情極悪人にも超善人にもなれる人だから今回どっち!?」などと騒然となっていた。

灰川の手のひらには、現場に残されていた謎のマークが。そして時は再び2024年へ。刑事を辞めた冴木は、燈子から1枚の写真を見せられる。それは行方不明の少女の写真。その腕に刻まれたタトゥーは、あの謎のマークだった。燈子は冴木に問いかける。「本当にこの事件はもう、終わったんですか?」と―。

7月14日放送の第2話では、花音が何者かによって階段から突き落とされてしまう。病院に駆け付けた冴木に、花音は「私を突き落とした犯人は、灰川邸事件の犯人です」と伝える。そして“真犯人”を見つけるべく、捜査を続けてほしいと願い出る。

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写真提供:(C)井龍一・伊藤翔太/講談社(C)ytv

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