「ジブリパークとジブリ展」東京会場が開幕!貴重な資料を公開!
2024.7.3 12:15「ジブリパークとジブリ展」東京会場が6月28日(金)、東京・天王洲の寺田倉庫 B&C HALL/E HALLで開幕。ジブリパーク(愛知県長久手市)の制作現場を指揮したスタジオジブリの宮崎吾朗監督のこれまでの仕事と作品を振り返るとともに、ジブリパークがどのように生み出されたのか、舞台裏を紹介する展覧会。
開幕日には会場近くで開幕セレモニーが開かれ、宮崎吾朗監督らが登壇。宮崎監督は「ジブリパークはもともとスタジオジブリに関連する展示物などを倉庫に集めようということから始まったので、(この展覧会は)寺田倉庫のような倉庫でやると似合う。良い展示になった。自分はこれまで一貫性のない仕事をしてきたけれど、こうしてまとめてもらえると引退できるのかも」と笑わせながら、「ジブリパークの第3期(に発展すること)もないわけではない」と明かした。
■ジブリパークの制作資料や試作品を公開
ジブリパークは長く親しまれてきた愛・地球博記念公園の歴史や環境を大切にしながら、5つのエリアがつくられた。
本展では宮崎監督によるジブリパークの制作過程と誕生の舞台裏を、貴重な制作資料や試作品とともに紹介。宮崎監督がジブリパークを制作する前に手がけた「三鷹の森ジブリ美術館」や「サツキとメイの家」といった建築物が完成するまでも伝えている。
■東京会場から初登場!「メリーゴーランド」と「フライングマシン」
東京会場で初登場となるのはジブリパークの「魔女の谷」にある乗り物遊具「メリーゴーランド」の再現展示。「ヤックル」と「山犬」があり、実際に乗って写真撮影も可能。
また、「魔女の谷」にあり『天空の城ラピュタ』の世界をイメージした乗り物遊具「フライングマシン」の制作資料も東京会場から初めて登場している。
■立体展示でもジブリパークを体感
ジブリパークの「ジブリの大倉庫」で開催中の企画展示「ジブリのなりきり名場面展」から『千と千尋の神隠し』の名シーンを再現。カオナシの横に座り主人公の千尋になった気分を味わえる。
ジブリの大倉庫にある「にせの館長室」の展覧会特別バージョンでは仕事に没頭する『千と千尋の神隠し』の湯婆婆を見ることができる。その他、『となりのトトロ』でおなじみのネコバスとトトロも。
■アニメーションの世界をつくる
宮崎監督はアニメーション映画監督として『ゲド戦記』『コクリコ坂から』『アーヤと魔女』を手がけている。本展では『ゲド戦記』『コクリコ坂から』を多くのイメージボードや背景美術などで紹介。
また、三鷹の森ジブリ美術館で行われ、宮崎監督が企画・監修を担当した企画展示「アーヤと魔女展」も登場。細部に至るまで丁寧に描かれた1枚1枚から、温度やリアリティが感じられるアニメーション映画の制作過程を知ることができる。
東京メトロでスタンプラリー 5駅にスタンプ登場
「ジブリパークとジブリ展×東京メトロ スタンプラリー」を7月15日 (月・祝)まで実施中。東京メトロの対象5駅(青山一丁目駅、 門前仲町駅、江戸川橋駅、市ケ谷駅、東大前駅)を巡り、すべてのスタンプを集めると、先着7,000名様に“東京会場オリジナル”ステッカーをプレゼント。
※引換場所:東京・新橋 日テレ屋 汐留店(日本テレビタワー地下2階) 引き換えは7月16日(火)まで
【開催概要(東京会場)】
日程:2024年6月28日(金)~9月23日(月・休) 9:30~20:00(最終入場19:00)
※9月23日(月・休)は12:30最終入場、14:00閉館
会場:東京・天王洲 寺田倉庫 B&C HALL/E HALL
主催:東京新聞/日本テレビ/ローソンチケット/ディスクガレージ/第一通信社/TOKYO FM
協賛:DNP大日本印刷/寺田倉庫
企画制作協力:スタジオジブリ/三鷹の森ジブリ美術館/ジブリパ―ク
【チケット情報】※日時指定予約制
通常チケット:大人 1,900円、中・高校生 1,600円、小学生 1,200円(いずれも税込)
特典付きチケット:大人 2,900円、中・高校生 2,600円、小学生 2,200円(いずれも税込)
【展覧会特設サイト】