カズレーザー 一味唐辛子を一振りするだけで料理の塩分を50%カット可能? 辛い物がもたらす、おどろきのダイエット効果

2024.7.3 09:15

カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が2日に放送された。今回は『ウマ辛グルメ1週間辛味生活で肉体大改造SP』ということで、マヂカルラブリー・村上と妻のいとくとら(読み:いくら)が1週間ウマ辛メニューで健康改善に挑戦した。

2人の食生活にアドバイスしたのは、広島大学医学部の堤理恵先生。堤氏によると、人は辛味を、舌の奥に存在する痛覚センサーで感じ取るのだという。TRPV1と呼ばれるこの受容体が、唐辛子などに含まれるカプサイシンに反応すると、辛さが痛みとして脳に伝達。すると脳が脂肪燃焼を促すUCP1という遺伝子を活性化させるのだという。

堤氏は今回、村上夫婦に1週間分のウマ辛レシピを提案。夫婦が、運動や節制は一切なしで、健康への効果を測定した。堤氏の紹介したレシピは、冷製アラビアータ、スンドゥブチゲなど、いずれも鷹(たか)の爪やキムチといった、辛味を引き立てる食品を多く使ったもの。堤氏によると、一回の食事で唐辛子を約2個分摂取すると、代謝の向上につながるといい、これは一味唐辛子であれば1g程度の量であるという。

辛味が強い料理がメニューに並ぶが、今回堤氏が提案したレシピには、通常のものとは大きく異なる部分があった。塩やしょう油など、塩分の量が極端に少ない。メニューによっては塩をひとつまみしか入れないものもある。日本人の塩の平均摂取量は1日10gほどであるのに対し、堤氏の提案したレシピは、1日5g未満に収まるように計算されていた。以前、番組で堤氏に塩分少なめの薄味レシピに挑戦したものの、味の薄さに苦しんだ村上は「またやってきてるな、先生」と今回の減塩メニューにも困惑気味。

しかしできあがった料理を食べると、意外にも「めちゃくちゃ味濃い」と驚きの表情を見せる。堤氏によれば、辛い物を食べると、味を総合的に判断される二次味覚野と呼ばれる脳の一部が錯覚し、通常よりも塩味を強く感じるのだという。みそ汁であれば、みそを通常の半分の量にしても、一味唐辛子を一振りすると通常と同程度の味の濃さを感じられるという。塩分を大幅にカットすることで、余計な水分やカロリーをとることを防ぐことができる。

ウマ辛な食事を一週間体験した2人。最終的な計測では、からだに驚くべき変化が生じていた。もともと115.7kgあった村上の体重は、-3.6kgの112.1kgに、標準体型の妻・いとくとらも、-1.4kgの減量に成功した。今回の実験では、食事の改善以外は何もしておらず、運動も、お酒等の節制も一切していない。辛味のもたらした劇的な効果に、スタジオでは驚きの声が上がった。

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写真提供:(C)日テレ

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