アニメ『転生したらスライムだった件』テンペストにきた魔王ラミリスにリムルが神対応「ラミリスってそんなに貧乏だったのかw」
2024.7.2 16:45アニメ『転生したらスライムだった件』の第61話(第3期13話目)『各国と招待状』が、6月28日に放送された。リムルが送ったテンペスト開国祭の招待状が、武装国家ドワルゴンと魔導王朝サリオンに届いた頃、八星魔王(オクタグラム)の一柱(ひとり)である魔王・ラミリスが怪しい動きを見せていた。
(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)
◆テンペストに突然現れた魔王・ラミリスの目的とは…?
武装国家ドワルゴンのもとに、リムルが魔王となり、神聖法皇国ルベリオスと国交樹立した知らせが入る。部下たちはリムルのことを脅威だと主張するが、ガゼルは「アヤツが余を裏切るとは思えん」と悠然に構える。そんな彼のもとにテンペスト開国祭の招待状が届く。
その頃、街道を歩きながら開国祭に向けて考え事をしていたリムルたち。その前に、見たことのある顔ぶれが現れる。それは建築士を脅してテンペストに住もうとしている魔王・ラミリスと、勝手に家を建てているトレイニー、ベレッタだった。リムルは話の通じそうなベレッタに話を聞く。
ラミリスは何もない“迷宮“に飽きてしまい、さまざまな娯楽がそろっているテンペストに引っ越したいと駄々をこね始めたという。トレイニーもそれに賛同してしまい、テンペストまで来て勝手に小屋を建てていたところを警備員に見つかったのだ。迷宮の扉を封印してここまで来てしまったので、もう帰る家がないと言うラミリスにあきれ果てるリムルだったが、トレイニーが建てた小屋を見て、あるアイデアを思いつく。
◆リムルがラミリスに与えた仕事とは?
一方その頃、魔導王朝サリオンのもとにもテンペスト開国祭の招待状が届いた。3か月前、魔導王朝サリオンの天帝・エルメシアは、エラルドが勝手にテンペストに向かい、国交を樹立したことに怒っていた。天帝を危険な魔王に会わせたくないというエラルドの気遣いだったのだが、「自分だけで、そんな面白そうな所に出向いたの?」と、エルメシアにキツい説教を受けていた。
エルメシアは前回登場したパティシエ・吉田氏のファンで、自国に勧誘をして断られていたのだが、そんな吉田氏が店をテンペストに移転する予定であることをつかんでいた。エルメシアはスイーツ好きなエラルドの娘のエレンとの微妙な仲をえさに、吉田氏を自国に勧誘するためにテンペストへの接近を命じる。
天帝が魔物の国に近づくことで、政敵に隙を与えかねないと考えるが、エルメシアは「あの魔王リムルの方が、よほど油断できない相手よ」と、くぎを刺す。二国間を結ぶ街道を建設する際、テンペストは難しい工事を引き受ける代わりに通行税のほとんどを手に入れ、結果的に大きな利を得ていたのだ。エルメシアは魔導王朝サリオンとの利権争いで一歩先を行くリムルの手の内を探るため、テンペスト開国祭に参加することにする。
一方、ラミリスを会議室に呼び寄せたリムル。彼はラミリスの力で建設予定の闘技場の地下に『地下迷宮(ダンジョン)』を作って欲しいと依頼する。リムルは観光しに来た冒険者からお金を得て、ラミリスは給料と仕事を得るという算段だ。金貨2枚という破格の給料を提示されたラミリスは「もう無職だの貧乏魔王だのと、バカにされることもなくなるのね」と二つ返事で快諾。さらにラミリスは自分の能力を使えば、元からある住宅地を丸ごと迷宮内の区画に移し替えることもできると回答。この能力があれば、街の中に闘技場用地を作ることも可能になるのだ。意外に役に立つことがわかったラミリスは上機嫌になり、「大船に乗った気でいたらいいよ」と高らかに笑うのであった。
SNS上では「脱無職よかったね」「ラミリスってそんなに貧乏だったのかw」「不法占拠で草」「ラミリスのこの愛くるしさは何気に好き」と、ラミリスな突飛な行動に対する視聴者の声が多く上がった。
『転生したらスライムだった件 第3期』
第62話(第3期14話目)は7月5日(金)よる11時15分より、日本テレビ系列ほかにて放送予定。