菊池風磨「結構気になりますよ!」インド人が好む、日本のカレールウは?意外な調査結果が…
2024.7.2 10:45麒麟の川島明とtimeleszの菊池風磨がダブルMCを務めるバラエティー番組『別に知らんでええねんけど…~誰かに話したくなる11個のこと~』が、6月27日に放送された。
この番組では、「別に知らんでもええねんけど、知っていたら誰かに説明したくなる」をテーマに、日常の素朴な疑問について調べる。「聞いてよかった!」と思ったらスタジオの出演者は感謝を伝えるのが決まりだ。
今回調査するお題は、「インド人100人が選んだ、おいしい日本のカレールウって何?」。「なかなか、別に“知らんでええねんけど度”俺は高いっすね」と言う川島に対し、菊池は「俺は結構気になりますよ、俺カレー好きなんで」と調査結果に興味津々。
いざ調査すべく、インド総領事館に電話したり、インド料理店に行くなど、あの手この手で協力してくれるインド人を探す。しかし、誰に頼んでも断られてしまう。それもそのはず、インド人の9割以上がヒンドゥー教徒かイスラム教徒であり、宗教上の理由で牛肉や豚肉を食べることができないのだ。しかし、1か月で500人以上のインド人に声をかけ、番組はなんとか15名の“なんでも食べられるインド人”を探し出した。彼らに食べてもらうのは、スーパーマーケットで販売されているカレールウ各種の、最も辛い味がを8種類。食べ比べてもらって、一番おいしいと思ったものに投票してもらう仕組みだ。
第3位は、3人が選んだ、『こくまろカレー』。カレールウの前に一列に並ぶ3人の姿を見て、川島は「画が面白いだけやん」と思わずツッコんでしまう。3人からは、「辛さはちょっと少ないんですけど、味がいい」「塩気がちょうどよくて、スパイスのバランスもすごくぴったりでした」という声が聞かれた。
第2位は、5人が選んだ『ゴールデンカレー』。投票した人は「辛さとか塩気とか匂いがパーフェクト」「母が作る山羊肉のカレーと一緒の味がしました」と話し、スパイスとハーブを35種類もブレンドした本格的な味に支持が集まった。
そして、映えある第1位に輝いたのは、6人が選んだ『バーモントカレー』だ。りんごとはちみつのマイルドな味がインド人にとって不人気かと思いきや、「辛さとか匂いがめっちゃいいです」「このカレーは甘い味がするのでおいしかったです」「辛くないのでベストです」という意見が寄せられた。
今回の調査では「インド人は意外と甘いカレーが好みだった」という予想外の結果が出たが、4人とも「ありがとう」と言わずに黙ってしまう。「やっぱその、分母が少なすぎる」という川島の率直すぎる意見に、出演者一同、笑って同意した。
また、この番組では出演者が「別に知らんでええねんけど…」と思いつつ気になっていることも、代わりに調査する。菊池が出したお題は、「日本のテレビ番組史上、最初のドッキリって何?」というもの。「一番最初って意外にフォーカス当たってないですよね?」と話す菊池に、川島も「調べられるのかなこれ?」と興味津々。
番組が調査したところ、それは日本テレビで1969年から1年間だけ放送された番組、『なんでもやりまショー』のコーナーの1つ「どっきりカメラ」だということがわかった。出演していたのは、俳優・宍戸錠。この時仕掛けられた、日本のテレビで最初のドッキリとは、“宍戸錠の白バイ警官”というものだった。白バイ警官に扮(ふん)した宍戸錠が、居酒屋にバイクを横付けし、店内で酒と燻製(くんせい)を買って店内で飲酒するという、攻めまくった内容だ。
この企画を見て、思わず「誰をビビらせたいの?」と言ってしまう川島。結局、不審に思った店主がロケ中に通報し、本物の警官が来てしまう騒動という。しかも、番組最初のロケにも関わらず、このロケはお蔵入り。最終的には、番組の最終回で放送されたという。
VTRを見たスタジオの面々は、「目的がわからないですよね」「リアクションとかじゃないもんね、ヤバくない?ぐらいの感じだもんね」と、今ではありえない当時の企画に、驚きを隠せない様子だった。