アニメ『WIND BREAKER』原作人気キャラ梶漣の声優「????」が明らかに!SNSでは「意外だった…」「最高じゃねぇか!」
2024.7.1 16:45アニメ『WIND BREAKER』第12話「頼られる者」が6月26日(水)よる11時からBS日テレにて放送された。本作は、にいさとる原作の人気ヤンキー漫画。週刊少年マガジン公式アプリ『マガジンポケット』人気ランキング首位常連で、単行本は発売即重版連発の超話題作。孤独な不良高校生・桜 遥(さくら はるか)は、ケンカの“てっぺん”を目指して、超不良校として名高い風鈴高校にやってきた。しかし、現在の風鈴は“防風鈴(ボウフウリン)”と名付けられ、街を守る集団に変わっていたことを知る…。
(以下アニメ最新話までのネタバレを含みます)
◆1年1組級長・桜遥
多聞衆2年の級長と副級長たちがやって来て、1年1組のクラスのトップである“級長”を決めることになった。蘇枋隼飛(CV:島﨑信長)が級長に推薦したのは桜遥(CV:内田雄馬)だった。「級長っつうのはクラスの“てっぺん”みたいなもんだろ。俺は自分を認めるために“てっぺん”になろうと思っただけだ。それ以外やりたいことなんてねぇんだ。あの時からずっと考えてた。俺は、アイツと同じなのかもしれない。それなのに俺が?」そう思った桜は、獅子頭連の兎耳山丁子(CV:戸谷菊之介)の姿が浮かぶ。自分が“外の人間”であることを気にする桜だが、蘇枋は‟俺と楡井が副をやる“と背中を押した。
しびれを切らした2年1組の級長・梶蓮(CV:岡本信彦)は「なにちんたらしてやがんだよ!総代やれって言ってんじゃねぇんだ!たかだか級長決めんのにこんなクソ時間かけてんじゃねぇよ!」とヘッドホンのせいで大声で怒鳴りだし、桜に「おまえやれ」と指示する。そして、桜が級長、副級長を蘇枋と楡井秋彦(CV:千葉翔也)が務めることに決定する。
教室で話を進めていた2年・榎本健史(CV:村田太志)が級長だと思っていた桜だったが、榎本がものすごい“巻き舌”で多聞衆2年の級長は「梶るぇぇんだ!」と紹介し、ヘッドホンで大音量の音楽を聴きながら、飴(あめ)をなめ、口数が少ない梶の様子に、とても級長だと思わなかったため、驚く桜だった。「級長っていったってこのクラスの1人には変わりねぇんだ」「気楽にやっていこうぜ」とクラスメイトたちに励まされた桜は、顔を赤くし、照れながらも了承するのだった。
◆桜VSリサちゃん
級長としてクラスを引っ張るといっても何をすればいいか分からない桜。榎本は、多聞衆の見回り当番で、桜たちを梶に付け、「俺らの級長がどんなだか近くで見てろ」と教えるのだった。楡井のメモによると、梶は中学に上がる頃までは、けんかっ早くて手が付けられなかったという。教室の時のように何がきっかけで怒るか分からないため、刺激しない方がいいと桜に伝えた。その時、おばあさんがやって来て、「梶くん。うちの子が、リサちゃんがまた見つからないの」と梶に相談が。
梶は、ぶっきらぼうな態度だが“リサちゃん探し”を引き受け、おばあさんを家に帰すと、副級長の楠見結斗に「じゃあ楠見、あとよろしく」と言って、どこかに歩き出してしまう。子どもがいなくなっているのにそんな態度をとる梶に、「自分では何もしねぇのかよ。あれが級長?リーダーなのか?もっとリーダーってのは…」と、桜は梅宮一(CV:中村悠一)の姿を思い浮かべた。そこへ、白いネコがどこかから飛び降りて来た。すると榎本が「いたいたー!こっちだ!桜か!そいつを捕まえろ!」と血相を変えて走り込んでくる。この白いネコがいなくなっていた“リサちゃん”だったのだ。一同で追いかけるが、リサちゃんはあっという間に屋根の上に飛びあがって逃げてしまう。追いかけて来た桜が、壁づたいに屋根の上に登り、ネコと同じようにすばしっこく街中を走りまわり追いかけて行った。しかしネコが橋の欄干から川に飛び降りてしまい、慌てて手を伸ばす桜だが間に合わない。すると、どこからともなく梶がやって来て、何の迷いもなくネコを追って川に飛び込むのだった。
ネコのリサちゃんは無事に保護され、おばあさんに礼を言われる一同。ぶっきらぼうだが、迷いもなく川に飛び込んだ梶に動揺した様子の桜は、1人座っている梶に「お前のやりたいことってなんなんだ?」と尋ねた。梶は「んなもんねぇ。何言ってんだおめぇ」と悪態をつき、「そもそもやりたくて級長になったわけじゃねぇし」と答えた。梶も桜と同じく、周囲に推薦されて級長になったのだった。「そんなんだったらお前がやる意味ねぇじゃねぇか!」。その桜の言葉に怒りの表情を浮かべる梶は「飴がなくなっても俺には作れない。榎本みてぇに人をまとめることも、楠見みてぇにうまく人に伝えることもできねぇ。だから、俺はいつも頼ってばっかりだ。けど、あいつらもこんな俺を頼ってくれてる。だからそれに応えるために、俺は俺のできることをする。そんだけだ」と話した。その梶の言葉に、桜も蘇枋と楡井に、“2人が級長に自分を推したのは頼ってるからなのか”と聞く。すると2人は笑顔で、「もちろんだよ、桜くん」「俺たちのことも頼ってくださいね」笑顔で答えるのだった。
◆風鈴高校・四天王…ついに登場
翌朝、『喫茶ポトス』に朝食をとるために、ふらふらの体でやって来た桜。実は“自分のやりたいことは何か”を考えていて眠れなかったのだった。
桜が級長になったことを知ると、店員の橘ことは(CV:長谷川育美)は「桜はクラス全員の顔と名前、知ってるよね?」と尋ねた。名前を呼ぶということは、“あなたをちゃんと見ています”という意思表示だという。その言葉に桜は、自分が誰かの名前をちゃんと呼んだことがないことに気づいた。練習で自分の名前を読んで見ろと迫ることはに、逃げ出す桜を見て、ことはは桜が‟人と近い関係を持つのが怖い“のだと感じ、「頑張れ、桜」と応援するのだった。
学校に行くと、1年と2年の級長が顔合わせのため屋上に呼び出された。クラスの人数プラス級長たちの顔と名前を覚えなければならないことにげんなりとする桜。すると楡井が「それは大丈夫ですよ桜さん。分からない人がいたら俺が教えるので」と声をかけ、学校の生徒全員の顔と名前を覚えたのだった。「俺が覚えてたら桜さんのここでの生活がスムーズになるかなって。て、てっぺんまで案内すると決めたので!」そう震えながら話す楡井。蘇枋は人に要求をのませて情報を聞き出すのが得意なため“交渉役”になると言い始め、「お互い得意なことをやっていこう!」と笑ってみせた。2人は自分のできることを考え、腹をくくっていると感じた桜。「まぁその辺は任すわ。楡井、蘇枋」と初めて直接2人に名前で呼びかけるのだった。
そして最後に屋上にやって来たのは、総代・梅宮一(CV:中村悠一)と風鈴高校四天王とその補佐の一同だった。
◆原作人気キャラ、梶漣の登場に視聴者大興奮!副級長の榎本のものすごい巻き舌にも「榎本さんの巻き舌絶好調で最高でした!」
原作でも人気の高い多聞衆2年の級長・梶蓮の登場に、視聴者からは「梅宮は確かに理想のリーダー像の1つではあるけど、梶みたいなリーダーも素敵ですよね!」「頼り頼られるって信頼関係がないと成り立たないから、それが出来るってめちゃくちゃいいことだよね」など、梶の級長に対する向き合い方に注目が集まっていた。さらに、第4話のエンディングでは、梶の声優が「????」だったが、「岡本信彦」と記載され、SNSでは「岡本さんかーい!」「最高じゃねぇかあ!」「めちゃくちゃ合ってる!」「意外だった…!」と大盛り上がり。また、副級長の榎本の巻き舌には「梶るぇぇんだ!巻き舌言わすための名前か??ってぐらいすごかった」「榎本さんの巻き舌絶好調で最高でした!」など、そのしつこいくらいの巻き舌具合が話題となっていた。
『WIND BREAKER』第13話は7月3日(水)よる11時よりBS日テレ他にて放送予定。
原作: にいさとる「WIND BREAKER」 (講談社「マガジンポケット」連載)
監督: 赤井俊文
シリーズ構成: 瀬古浩司
キャラクターデザイン・総作画監督: 川上大志
音楽: 高橋 諒
制作: CloverWorks
『WIND BREAKER』公式HP
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