「夜12時以降の過ごし方は…」新一万円札の偉人の過去をめぐっていたら思わぬ共通点を発見

2024.6.24 11:40

櫻井翔がMCを務めるバラエティー番組『SHOWチャンネル 大人の社会科見学SP』が、22日に放送された。来月より新紙幣が発行されることにちなみ、櫻井、羽鳥慎一、吉村祟(たかし)の3人が、新しい一万円札に描かれる偉人、渋沢栄一の足跡をたどった。

今回一行が向かったのは、渋沢の生まれ故郷、埼玉県深谷市。まず渋沢栄一の生地『中の家』を訪れると「大きい!」と感嘆の声が。藍染に使われる藍の葉の加工販売で財を築いた渋沢家の屋敷に圧倒された。屋敷内に入ると、生前の渋沢栄一を精巧に再現したアンドロイドがお出迎え。そのリアルな姿に吉村は「一瞬ひふみんかと思った」と言って笑いを誘う。そんなアンドロイド渋沢から、渋沢の半生を聞けるというアトラクションがあり、早速体験する3人。渋沢は7歳から『論語』に親しみ、14歳から家業に従事して商才を発揮していたと聞き、驚きを隠せない。

次に市内にある『渋沢栄一記念館』を訪問。かつて江戸幕府の倒幕を企てたにもかかわらず、目的達成のために体制の中に残ることを優先とし、のちの15代将軍徳川慶喜となる一橋慶喜に仕えた。大政奉還後は再び政治の中枢で世を改めるため明治政府に協力するなど、日本を良くするためならば、何者にでもなるという渋沢の意志の強さに感銘を受ける一行。日本初の銀行設立を皮切りに、郵便や電気、ガスなどのインフラの整備、現代で使われている太陽暦への暦の変更や、製紙・印刷、鉄道、放送、果てはビール産業に至るまで、現代日本のあらゆる産業の“お初”に携わっていた。

次の目的地への移動中に“渋沢栄一の唯一の欠点”についてのクイズが出題された。櫻井「いびきがひどい」吉村「体型。ハンサムなスタイルじゃない」と、次々と答えていくが、なかなか正解は出ない。そんな時、スタッフがやけに自分のことを見てくることに気が付いた吉村。「なら女性関係だ」と言うと、これが正解。渋沢は“明眸皓歯(めいぼうこうし/美女)に関することを除いては俯仰天地(ふぎょうてんち)に恥じることはない”と述べており、当時の週刊誌に報道されることも珍しくなかったとか。渋沢が“無欲は怠慢なり”という言葉を残していることが分かると、吉村は偉人と思わぬところでシンパシーを感じたのか「素晴らしい!怠慢ですよ!」と絶賛。「夜12時以降の過ごし方は似てると思う」と言うと、大きな笑いが起こった。

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写真提供:(C)日テレ

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