茨城県常総市 こだわりの『ズッキーニ』糖度は驚異の“倍以上”!その秘密は日本最大級の〇〇にあった?
2024.6.22 19:00俳優の安田顕が、6月22日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。MCの宮川大輔とともに茨城県常総市を訪れ、これからの季節にぴったりな夏野菜『ズッキーニ』の収穫に挑戦した。
見た目はキュウリのようだが、実はカボチャの仲間の野菜であるズッキーニ。ビタミンBやカリウムなどの栄養成分が豊富に含まれており、夏バテ予防にも最適だという。年間を通して温暖な気候に恵まれる常総市では、味が良く見た目も美しいズッキーニが育つことから、およそ20年前から市をあげてズッキーニの生産に取り組んでいるそうだ。
なかでも今回登場した名人は、ズッキーニの味にこだわっており、安田らは水滴があふれるほどジューシーで、驚くほどの甘さを実現したその栽培方法を学んだ。そもそも、ズッキーニは受粉作業を人の手で行わなければならないそうで、名人は色や形が整った実を育てるために1000本ものズッキーニの花に、全て手作業で受粉させるという。説明を聞いた安田は「いや、地道な作業ですね」とうなっていた。
ズッキーニを育てる際に使用する肥料にもこだわりがあるという名人。取り出した液体肥料は、茨城県にある牡丹(ぼたん)園・つくば牡丹園の園長でもある土作りのスペシャリストからレシピを教わったものだそうで、“廃糖蜜”と呼ばれる黒蜜の出がらしなどを用いて土壌中の微生物が活性化する成分が多く含まれているそうだ。特製の肥料によって、平均糖度3度のズッキーニが糖度約7度にまで甘さを増すという。
自分で収穫した採れたてのズッキーニを生のまま丸かじりした宮川は、「コリッコリ、甘い!ズッキーニの味ってこんなに甘いもんやとは思ってないです」とコメント。安田も「これはうまい!」と、あまりのおいしさに手が止まらない様子だった。
さらに名人は、ズッキーニ産地ならではのレアな品種も紹介。まず登場したのは、受粉する前の花がついた状態で収穫する『花ズッキーニ』。実が小さい分、味が凝縮されているそうで、コリコリの実と、ほろ苦い花がイタリア料理では揚げ物などに重宝されるという。
ほかにも名人は変わり種として、加熱するとトロトロになる、煮込み料理に最適な『丸ズッキーニ』や、色鮮やかな実が特徴の『黄色ズッキーニ』なども披露。なかでも一押しだという、白く平べったい形の『UFOズッキーニ』に、安田は「わからんわからん、これズッキーニなんですか?」と困惑したリアクションをしつつ、この後登場する変わり種ズッキーニを用いた絶品料理に期待を寄せた。