アニメ『ヒロアカ』トガヒミコに告られたデク!衝撃の恋人定義にナレーションも“どこまでもクソナード”視聴者からは「純情指数高めすぎ!」
2024.6.20 18:45『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)で連載中、堀越耕平氏による漫画『僕のヒーローアカデミア』、通称“ヒロアカ”。2014年7月の連載開始から今年2024年で記念すべき連載10周年を迎えた本作は、4月4日に発売された最新40巻まででコミックスシリーズ世界累計発行部数1億部を突破。そしてついに、TVアニメシリーズの第7期の放送がスタート。第7話(通算145話)『INFLATION』が6月15日夕方5時30分より、読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネット(※一部地域を除く)で放送された。
◆トガヒミコからの告白
オールマイトたちが敵(ヴィラン)を倒すために考えた作戦は、敵主力を分断させて各個撃破すること。そのために心操人使(CV:羽多野渉)の個性“洗脳”で青山優雅(CV:桑野晃輔)たちを動かし、気づかれないようにおびき寄せ、システムトロイアを使って敵(ヴィラン)たちを分断。その後、物間寧人(CV:天﨑滉平)が個性“コピー”を使い黒霧(CV:藤原貴弘)のワープゲートをコピーして、敵(ヴィラン)たちを5つの目的地へ移送。死柄木弔(CV:内山昂輝)は雄英・天空の棺へ移送し、デク(CV:山下大輝)たちで迎え撃つ。
オール・フォー・ワン(CV:大塚明夫)は群訝山荘でエンデヴァー(CV:稲田徹)とホークス(CV:中村悠一)たちが、荼毘(CV:下野紘)は神野区グラウンド・ゼロで轟焦凍(CV:梶裕貴)が、そしてトガヒミコ(CV:福圓美里)は太平洋沖合約200キロにある奥渡島で、ギャングオルカ(CV:松田修平)や麗日お茶子(CV:佐倉綾音)たちが迎え撃つ予定だったが…、そこにトガに引っ張られたデクがやって来たのだった。
物間は死柄木に“抹消”を使い続けなくてはならないため、“ワープゾーン”は使えない。デクは相澤消太(CV:諏訪部順一)と通信して“自力で戻るように”と指示を受ける。一刻も早く天空の棺へと急ぎたいデクだが、「行かないでよ出久くん。大好きだよ。ねぇだから行かないで!」とトガがナイフで切りかかって攻撃してくるのだった。「トガヒミコ、僕にどうしてほしいんだよ」とトガに聞くデク。するとトガは、「私の恋人になって」とデクに言うのだった。トガは純粋な好意で人を傷つけているため、デクの危機感知が反応しないのだった。これまでトガと何度か邂逅(かいこう)したことのあるデクだが、直接的に好意を伝えられたことはなく、トガに好意を持たれていることには全く気付いていない“クソナード”ぶりを発揮していた。
「好き。初めて見たときから。血だらけで初恋の人にそっくりで、カッコいいよ出久くん。私、君になりたいの。チウチウさせて?」そう言うトガに驚き顔を真っ赤にしたデクは「こここ、恋人っていうのは2人で遊園地に行って、手をつないでクレープを半分こする事だろ!!」とデクなりの恋人の定義を伝えるが、トガは「私にとっては同じになることがそれなの。それでしか満たされないの。ねぇヒーロー。君は私をどうしたい?」そうデクに聞くトガだった。
戦いながら、トガの問いに答えるデク。「分からない。僕もオールマイトのように強く在りたいと思った。同じになろうとすることが心を満たすのは分かるよ。トガヒミコ。でも、じゃあなんで心も同じになろうと思えないんだ。僕は好きな人を傷つけたいと思わないよ」デクの言葉にトガは、悲しそうに微笑む。
両親から言われた言葉やお茶子から言われた言葉を思い出したのだった。「出久くんもお茶子ちゃんと一緒だね。パパとママと一緒だね。ヒーローとヒーローが守る人たちだけが人なのね。交わることはないんだね」デクとお茶子なら自分を分かってくれると思っていたトガだが、「世界が私を拒むなら私も世界を拒む!」そう言ってお茶子の肩にナイフを突き刺すのだった。「あなたなら分かると思ったのに。だってお茶子ちゃんは私と同じ…」そうトガが言いかけたところに蛙吹梅雨(CV:悠木碧)が助けに入り、「行きなさいデクちゃん。今ここで恋愛話じゃないでしょ。作戦通りにトガヒミコは接触数の多いウラビティを中心に私たちで片をつけます」と、デクに天空の棺へ向かうように言うのだった。「デク君、死柄木を」そう言うお茶子に、決戦前の“じゃあ私たち2人とも変だね”というお茶子の言葉を思い出すデク。「頑張ろう」お茶子にそう言われ、死柄木のいる場所へと急ぎ向かうデクだった。
◆荼毘が生まれた理由
神奈川県の神野区、グラウンド・ゼロでは、荼毘の炎が燃え盛っていた。オールマイトの銅像の手を握り立つ荼毘。「ただでさえ減ったヒーローがまた少なくなってく。脳無が現れて周りは火の海。ちょっと前の事なのに懐かしい光景だ。俺は保須のあの戦いを見て動き始めたんだ」激しく燃え盛る炎に、近づくことが出来ない飯田天哉(CV:石川界人)。「ああ…ごめんな自分語りしちまって。また俺を見てくれなくってよ。テンション下がっちまってさ。三男と側近3人。これが俺に対する答えかってさ」。荼毘の前には、実の弟である焦凍とエンデヴァーの側近が立ちはだかっていた。「燈矢…荼毘…、勘違いするな。俺は言われたからここに立ってるわけじゃねぇ。俺自身がおまえを止めたいと思ったから立ってるんだ」そう言う焦凍。
「結局この戦争は人対人だ。誰かの命令で物言わぬ兵隊が動いたわけじゃねぇ。各人の思いが1つ1つ暴発していった結果だ。自由に生きたい、環境を変えたい、壊したい。黙認されあちこちに蓄積されてきた歪(ゆが)み。超人社会の限界、それが俺、俺たちだ」そう語る荼毘に「生きてたなら、なんで帰ってこなかった…!」と問う焦凍。「知りたいか?じゃあ教えてやるよ。腐っても兄ちゃんだしな。俺が荼毘になった経緯…おまえ以上の熱を絶やす事なく生きてこられた理由を…」そして11年前瀬古杜岳(せことたけ)での出来事のあと何があったかを語り始める荼毘だった…。
◆トガヒミコに告られたデク!衝撃の恋人定義にナレーションも“どこまでもクソナード”視聴者からは「純情指数高めすぎ!」
トガヒミコからの告白に「恋人っていうのは2人で遊園地に行って、手をつないでクレープを半分こする事だろ!!」と言ったデク。そんなデクに「純情指数高めでクレープが食べたくなる」「渾身のクソナードっぷりが最高だったW」「ピュアナード!デク!」などと、デクの純情なクソナードぶりが注目を集めた。またトガのデクに対する思いには「遊園地でクレープ半分こと血を吸うことが同じという台詞ドキッとした」「トガちゃん切なくて好き」「普通ってなんだろう」「トガちゃんの同じになりたい思い、社会から歪んでると拒まれる現実が辛い」など、トガの思いに共感を呼ぶ声が多くあがっていた。
アニメ『僕のヒーローアカデミア 7期』第146話『二つの赫灼』は、6月22日(土)夕方 5時30分より読売テレビ・日本テレビ系全国 29 局ネットにて放送。
アニメ『僕のヒーローアカデミア 7期』
放送:毎週土曜夕方 5:30 読売テレビ・日本テレビ系全国 29 局ネット ※一部地域を除く
配信:各動画配信サービス 毎週土曜よる 6:00 最新話順次配信
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