井桁弘恵の東南アジア コスパ旅 記録的な猛暑のタイで“徒歩の国境越え”を体験
2024.6.10 08:45俳優の井桁弘恵が6月7日放送の日本テレビ『沸騰ワード10 2時間SP』に出演。東南アジアを巡る格安旅行でタイから陸路でカンボジアへと渡る国境越えを果たした。
学生時代から激安で海外を回り続け、コスパ旅好きの井桁は、今回東南アジア3か国を巡る旅へ。ディレクターと共に朝5時半にホテルを出て2日目のスタート。この日はバンコクから移動して国境を超える予定だという。
2人はバンコク最古の駅であるフアランポーン駅から国境近くの駅まで鉄道に乗っていくことに。運賃は200円だったが乗車時間はなんと約5時間。タイは国営鉄道の運賃が驚くほど安いのだ。国境へ向かう列車は1日2本しか運航されておらず、車内は冷房もリクライニングもないボックスシートではあったが、連休が重なったこともありなかなかの混雑ぶりで、空席を探すのも一苦労。ようやく見つけた空席に座れたものの、朝6時過ぎにして気温は早くも31℃。この日のタイはニュースになるほど記録的な猛暑で、鉄道のレールがゆがんでしまった場所もあったという。当然列車の窓を全開にし、風を浴びながら乗車していたが、VTRを見ていたスタジオで「あれ、気持ちよく見えるんですけど、熱風が来るんです。外からの風、全部熱風で」と井桁が明かすとゲストからは悲鳴のような驚きの声が。
車内販売のガパオライスを食べた後、2人は車内を散策し、乗客とコミュニケーションをとることに。すると日本語で「すいか」と書かれたTシャツを着たお子さんを見つけ、このご家族と話してみることにした。買い物から戻っている途中だというこのご家族に井桁は、日本から持ってきたおもちゃ『スーパーイタイワニー』(ワニの歯を順番に押すゲーム)を取り出した。これを使って遊びながら仲良くなろうということなのだが、なんとこのご家族も偶然にも同じおもちゃを持っていた。「こんな奇跡ある!?」と驚きつつ、井桁とディレクター、すいかTシャツの男の子・ナットくんの3人で『スーパーイタイワニー』で遊ぶことに。負けたディレクターはナットくんのリクエストで鳥のモノマネを披露。“タイ語を喋(しゃべ)るオウム”のモノマネを即興で披露し、ご両親は大ウケだったが肝心のナットくんの表情はほとんど変わっていなかった。
その後しばらく列車に揺られた2人はついに国境近くの駅に到着。人の流れに沿うようにタイからの出国手続きを終え、歩いて国境を越えて2か国目のカンボジアへ入国。「こんな体験なかなかないですよ」「徒歩で越えるんだよ」と、徒歩での国境越えにテンションの上がる2人。この出国・入国の様子にスタジオゲストのなにわ男子・道枝駿佑も「初めて知ることだらけでめちゃめちゃ面白かったです」と興奮気味だった。
入国手続きを終えてカンボジア国内に入った2人はタクシーの運転手さんおすすめのカンボジア料理の店へ行き、店員さんおススメのカンボジア版バーニャカウダ『プラホック・ティス』をいただくことに。食べ方がよくわからないので地元の人に教わったものの、トウガラシも一緒に食べるよう教えられ、一口食べると一気に「辛~い!」と厳しい表情に。食べ方を教わった現地の男性はその様子を見て大笑いしており、「だまされた!」「笑ってんじゃないよ!」と井桁もややお怒り気味だった。
国境の街から今度は乗り合いタクシーで移動すること3時間、2人はこの日の宿泊地である街『シェムリアップ』に到着。ここで井桁は日本にいる時から楽しみにしていたドリアンを食べてみることに。そのおいしさから“果物の王様”といわれるが、強烈なにおいから“悪魔の果実”とも呼ばれるドリアンを人生で初めて食べた井桁は「おっ、バナナ!香りのあるバナナ!ねっとり感強めのバナナ。おいしいよ!」と喜び、「タベタイ!」と話しかけてきた現地の女性たちにもおすそ分け。 こうして東南アジアの旅2日目が終了。スタジオでVTRを見ていた岩田絵里奈アナウンサーは「何も決めずに行くからハプニングがあって、絶対忘れられない旅になるだろうなって」とうらやましがり、出川哲朗も「やってるときは汗だくでツラかったりするんだけど、“あの時おもしろかったね”って後で言えるんで」と旅の面白さに共感していた
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