宮川大輔&AI「全然苦くない!」葉も柔らかくて栄養豊富な『ソフトケール』収穫を体験

2024.6.8 19:00

シンガーソングライターのAIが、6月8日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。MCの宮川大輔と共に、千葉県長生郡長柄町を訪れ『ソフトケール』の収穫を体験した。

今回の極上食材は『ケール』。青汁の原料として知られ、苦味の強い野菜というイメージがあるが、実はビタミンCはトマトの約5倍、βカロチンはキャベツの約120倍を誇る栄養豊富な野菜。

今回登場する名人が、幅広い料理に使えるよう味にこだわって栽培しているのがソフトケールという種類。葉が薄く、柔らかく、サラダでも食べられるほど。

最初にソフトケールの苗を育てる育苗棟に入ったAIと宮川。種を植えて4週間経過した苗を目の前にAIが「うわ!すご!」と、テンションが上がり、宮川も「かわいらしいですね」と感想を口にした。元々ケールは約4500年前にヨーロッパで誕生したアブラナ科の野菜で、キャベツやブロッコリーの祖先とも言われているそう。

次に、そこから成長した苗を別のハウスに植え直すのだが、収穫が近くなったハウスを見学することに。宮川が葉っぱを触ると「柔らかい感じですね」と驚きの反応を見せ、またその葉の大きさも従来のケールよりも小さめであることに気づく。青汁にも使用される『カーリーケール』がギザギザの葉でしっかりとした食感が特徴であるのに対して、11年前に改良されたソフトケールは、葉も柔らかく、丸い葉っぱが特徴的でもある。

またカーリーケールは苗を植えてから約2か月かけて成長するのに対し、ソフトケールはハウスに植えてから約1か月で収穫するとのこと。この“若採り”によって繊維も少なく、生で食べても柔らかい食感になるという。 

AIが人生初のケールの収穫を体験。その匂いを嗅ぐと「鼻が敏感」と、前置きし「いい匂い」と笑顔を見せた。続けて茎にかじりつき「全然苦くない、カブみたい」と、コメント。宮川も「ほんま!カブみたい」と驚きの表情を見せた。

葉っぱの部分を食べながらAIは「とれたてってさらにおいしいですね」「こんな風に食べたことなかったから」とにこやかに語った。宮川も「クセありそうで、クセないですね。ケールって」と目を丸くした。

その後ソフトケールの栽培に欠かせない土づくりの現場も見学。名人いわく、この堆肥を使うことで野菜の甘味が増すという。また、名人の工場では飲食店やスーパーから出る野菜クズを回収し、堆肥として再利用している。これにより環境負荷が少ない栄養豊富な土が手に入るというわけである。他にも飛行機の機内食を作る過程での調理残渣(ざんさ)を回収し、年間約250tの食品ゴミを有効活用している。宮川がその栄養豊富な堆肥を実際に嗅いでみると「おしょうゆの蔵の匂い」という感想が。堆肥を畑に入れることで、土の通気性・保水性がよくなり、最終的に野菜の甘味につながるという。

そんなソフトケールは、地球にやさしい食品リサイクル堆肥から生まれた“リサイクルベジタブル”、略して“リベジ”の第一弾として出荷された。するとその取り組みとおいしさが評判を呼び、再び機内食のサラダで提供されることに。その話を聞いた宮川は「リサイクルできるもんはしていかんと」と締めくくった。

写真提供:(C)日テレ

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