1杯3,000円の値がつくことも!荒波の日本海でイカの女王『特牛(こっとい)イカ』は釣れるのか?

2024.6.3 11:10

お笑いコンビ・ヤ―レンズの楢原真樹と出井隼之介が、6月1日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。MCの宮川大輔と共に、山口県下関市豊北町特牛地区を訪れ、『特牛(こっとい)イカ』の漁に挑戦した。

今回の極上食材は、『ケンサキイカ』。ねっとり柔らかな食感と濃厚な甘みから“イカの女王”とも呼ばれている。中でもひときわ美味しいと評判なのが、下関で獲れるブランドイカ『特牛(こっとい)イカ』。サイズは大きいもので約50㎝、一般的なケンサキイカの約2倍の大きさになるという。さらに肉厚な身で、熱を加えても火が入りすぎず、柔らかい食感が持続。市場に出れば1杯3,000円の値がつくこともある高級品。

早速、『特牛イカ』を求め、荒波の日本海に船で繰りだした一行。『特牛イカ』は5~6月になると産卵のため栄養を蓄えながら下関の沖合までやってくる。そのため、サイズもより巨大になるという。出航から40分。ポイントに到着。水深約100mにひそむ『特牛イカ』を“たんぽ流し”という漁法で釣り上げることに。まず、餌木(えぎ)と呼ばれる疑似餌(ぎじえ)が6個ついた仕掛けにウキをつけて投げ入れると、潮の流れで揺れるえさと勘違いしたイカが食いつくという仕掛け。

宮川と楢原も挑戦。100mごとに10個の仕掛けを投げ入れ、群れでひそむイカを狙う。早速、一つ目の仕掛けから、引き上げ開始。名人は手早くウキを回収しながら「おらん、おらん」と首をふり手の感触で当たりがないことを確信。2つ目。「釣れてくれ~」と宮川はウキを引き上げると「ついてますよ。来たでしょ?」と何やら手ごたえを感じた様子。「イカかもしれない」と名人も期待するも、餌木にはイカの墨しか残されていない。

すると、徐々に天候が悪化。「波が強すぎて立ってられない」と大荒れの海に焦る一行。ついに出井は「ちょっとすみません。船酔いがやばいかも」としゃがみ込み、無念のダウン。その後も懸命に引き上げるが、「ついてな~い」と空振りが続き、当たりがないまま1時間が経過。残る仕掛けは2つ。すると名人は「あれがおかしい」と一つのウキを指さすと「イカがついてると、潮の流れに乗らんのよ。ウキが1個だけ残ってる」と仕掛けた場所から流されずにとどまっているウキを発見。期待に胸を膨らませる一同。宮川は慎重に引き上げるも「あ~、いな~い」と落胆。そして天候悪化のため、あえなく終了。結果、何も獲れず「残念。ぐすん」と楢原も嘆いた。

港に引きあげた一行。名人が前日に釣り上げた『特牛イカ』と念願のご対面。生簀(いけす)で泳ぐ『特牛イカ』に「うわ~きれい」「大きい」と3人は大興奮。続いて、楢原は元気に泳ぐ『特牛イカ』を網で引き上げ、出井に向けると、イカから水が勢いよく噴出。出井はびしょびしょに濡れながらも、巨大な『特牛イカ』を手に持ち「きれい~」と喜んだ。3人はこの後登場する『特牛イカ』料理に期待を膨らませた。

写真提供:(C)日テレ

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