ドラマ『イップス』“染谷将太 黒幕説”が濃厚…? 怪しさ満点の言動に、視聴者はすっかり疑心暗鬼「犯人ムーブが過ぎる」

2024.5.22 17:15

毎週金曜よる9時よりフジテレビ系にて放送中のドラマ『イップス』。本作は、“書けなくなったミステリー作家”黒羽ミコ(篠原涼子)と“解けなくなったエリート刑事”森野 徹(バカリズム)がバディを組み、事件解決に挑んでゆくミステリーコメディー。5月17日放送の第6話では、2人がイップスになってしまった原因が8年前の“歪(いびつ)な十字架模倣事件”に共通していることが判明。ついに物語の本筋が動き出したが、ネット上では同時に、染谷将太演じるミコの弟・黒羽 慧(けい)こそが事件の鍵を握る“黒幕”ではないかとの見方が強まっている。

(ドラマ最新話までのネタバレを含みます)

◆怪しすぎる…! 黒羽 慧のこれまで

ミコの弟であり弁護士として活躍する黒羽 慧は、第1話のラストで初登場。殺人を犯してしまった人気熱波師・電撃ウィッチ麻尋(トリンドル玲奈)から弁護を頼まれており、ミコからは「“人権派弁護士”の慧なら…」とお墨付きをもらっていた。爽やかな笑顔も相まって、一見すると“ミコを支える優しい弟”という印象だが、これまで数々の名役を演じてきた染谷が担当していることから、ネット上では当初から“単なるサブキャラで終わるとは思えない”といった声が散見されていた。

そんな盛り上がりを裏付けるかのように、第2話のラストでは森野のフルネームを知った慧が“ある事件”のファイルを意味深に眺める様子が描かれる。そこには8年前に起きた“歪な十字架模倣事件”の情報がまとめられおり、調書の欄には「森野 徹」の文字…。この時、慧はどこか考え込んでいるような表情を浮かべるが、すぐに背中越しのカットへと変わってしまったため、その真意は今も謎のままだ。

さらに第3話のラストでは、慧がミコとの電話の最中に視線を送っていたパソコン画面に「冤罪(えんざい)を許すな」と書かれたSNSのアカウントが映される。投稿された文面には【黒羽ミコのミステリー小説『歪な十字架』を模倣した事件。しかし、逮捕された人物は無実を訴え続けている。森野刑事は認めるべきだ。あの事件は冤罪である事を】と、不穏な言葉が並んでいた。また第4話では、ミコに対して“森野に一回会ってみたかった”と発言する場面も…。

話数を重ねるごとに視聴者の間で“黒幕説”がささやかれていった慧だが、第5話ではその影をひそめることに…。ケンカをしたミコと森野の間を取り持とうと動いたり、森野が姿を消したあとはミコの捜査をサポートして事件解決に一役買ったりと、これまでから一転して善良な素顔をうかがわせた。

鈴木亜美が本人役で出演した第6話では彼女の大ファンであるという設定も明かされ、「さっき、あみーゴ見たよ。生あみーゴ!」とはしゃいだり、握手がしたくてウズウズしたり…。やはり慧は、単なる“かわいくて優しい弟”なのか? これまでの不穏さはミスリードなのか? そう思われ始めた直後、第6話の後半から、その影は一気に濃くなっていった…。

◆第6話の事件解決が、“染谷将太 黒幕説”をより濃厚に…

実は、“怪しい”とささやかれる人物は慧以外にもいた。それはミコの運転手である坂浦 猛(渡辺大知)。彼は第3話で、“森野を主人公にした小説を書こう”と思いついたミコがそのニックネームを考えている時、「森野」という名前を「ダサくないですか? 主人公っぽくない感じしますね〜」と言った挙げ句、その設定案を眺めながらこれまた意味深な表情を浮かべていた。

また第4話のラストでは、ミコが自身のマネジャーから“バイト(森野の取材)のせいでテレビ番組への出演が減っている”と苦言を呈(てい)された際、「ミコさんにとって、その刑事さんの取材は本業なんですよ!」「ミコさん、事件があったらどんどん行きましょう!」となぜか意気揚々。単純にミコを応援しているようにも聞こえるが、一方で自ら森野と会う機会を増やそうとしているようにもとれる。慧と同じく“ミコに近しい人間”であることも相まって“真犯人候補”の1人として数えられていたが、第6話でその風向きが変わった。

突如、何者かの手によって拉致監禁されてしまった森野。犯人は、8年前に起きた“歪な十字架模倣事件”で逮捕されたタクシー運転手・異口治(モロ師岡)の冤罪を訴えるため、当時の担当刑事である森野を誘拐。誤認逮捕を黙認したことや、釈放について言及させた動画を撮影して拡散する。

ミコは運転手である坂浦、そして森野の“バディ”である捜査一課の樋口(矢本悠馬)と共に捜査を開始。拡散された動画の中にかすかに流れる“夕方5時のチャイム”などから、森野の所在を見事探し当てた。だが、ミコはいたるところで坂浦が不審な動きを見せていたことに気づくと、密かに彼の経歴調査を樋口へ依頼。坂浦が、実は異口の内内の妻との間にできた子どもだったこと、そして冤罪となった父親のために森野を誘拐していたことが判明し、事件は無事解決。

結局、坂浦は“8年前の事件”の関係者ではあったものの、真犯人ではなかった。“怪しい人物”が1人減ったことで、ネット上では“やはり慧こそ黒幕か”と再び話題に。慧自身も第6話の前半こそかわいらしい弟の雰囲気を醸し出していたが、拡散された森野の動画を眺めていた際には片目をピクリとさせると、またも意味深な表情…。さらに、樋口とのラストシーンでは「あなたが調べた、8年前の事件に関するこのファイル。ここに書かれていることは警察内部の人間しか知り得ない情報ばかり…」と疑念を持たれ、去り際の様子はスローモーションの演出がなされていた。

これにネットでは「突然スローになるのやめてーw不穏ムーブやめてー!」「こーれはもう染谷将太が真犯人なんだろうな~犯人ムーブが過ぎる」「慧くんもやっぱり何かあるよなぁァァ染谷将太だもんなぁァァ」など、強い疑いを持ってしまう視聴者が多出。その一方で、「坂浦退場で精神的ダメージが凄いので、慧くん犯人は止めて欲しい。もうこれ以上は…」「絶対弟なんかあるじゃんっていう演出だけどミスリードであってくれよな…」と、慧の“無実”を願う擁護派の声も。

今回の事件でミコと森野は、2人がイップスになってしまった原因が“8年前の事件”に共通していることを認識し、ともに真犯人を探し始めることとなった。果たして慧は“黒幕”なのか、それとも──?

【作品情報】
『イップス』毎週(金)21時~21時58分

《ストーリー》
デビューからベストセラーを連発して人気作家の仲間入りを果たしたミステリー作家・黒羽ミコ(篠原涼子)。だが現在ではワイドショーのコメンテーター業を本業並みにこなす日々。一方、警視庁捜査一課刑事・森野徹(バカリズム)はあることをきっかけに検挙率が右肩下がりになり、事件が解けなくなっていた。そんな絶不調な2人が仕事から逃避するために訪れていたサウナ施設で偶然出会い、殺人事件に遭遇することであれよあれよとバディを組むことに。ミコは「小説のネタが拾える」「生の死体見るの初めて」と事件に興味津々。対する森野は捜査に身が入らない中でも、刑事としての鋭い洞察力を見せミコと共に真相に近づいていく──。

≪出演≫
篠原涼子 バカリズム 渡辺大知 味方良介 足立英 勝村政信 矢本悠馬 染谷将太ほか

【公式HP】
【公式X(旧Twitter)】
【公式Instagram】
【公式TikTok】

画像提供: (C)フジテレビ

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